急な頭痛…頭が重い… 吐き気やめまいの症状も 原因は？受診はするべき？

典型的な片頭痛です。片頭痛に特化した処方薬が有効ですので、脳神経外科か神経内科受診をおすすめします。頻度が高いときは、片頭痛を起きにくくする予防薬も必要です。

症状からはまずは片頭痛の可能性が高いのではないと思います。対応方法としては、まずは鎮痛薬を飲むことです。薬局でも購入可能です。処方薬と違いのない薬が販売されているので、薬局で鎮痛薬を購入して内服するのもよいと思います。動くと痛みが強くなるという特徴がありますので、静かな環境で安静にする、ひと眠りするというのも有効です。

痛みが続くようでしたら、最寄りの病院の脳神経内科への受診を推奨します。 念のため、頭の画像検査（CTやMRIなど）をしてもらうのもよいと思います。

症状を踏まえると、頭部CT検査を受け、脳内出血の可能性が除外できれば、鎮痛方法について医師と相談できるのがよいです。

症状からは片頭痛 または 群発頭痛を疑います。

この2つの頭痛は、「症状がはじまる頃にしっかり対応する」ことが大切です。基本的には、まずロキソプロフェンで対応すればよいです。こちらは市販薬でもあります。「ロキソプロフェンでも効果が不十分」なら、やや高価な薬ではありますが、片頭痛用の痛み止めの処方を医師から受けることをおすすめします。

ただ、頭痛の程度が激しいために、医師としては「脳出血の可能性の除外」はしたいところです。若い方なので脳出血の可能性は低いと思いますが、実は脳動脈瘤をお持ちであったら、容易に脳出血に至ります。人生にも大きく影を落とす疾患につき、確実に除外したいところです。

おそらくは片頭痛かと思います。吐き気をともなうことも稀ではありません。

片頭痛はありふれた頭痛のひとつですが、痛みの程度は人によってさまざまであり、寝込んでしまい学校や仕事を休まざるを得ないほどの強い痛みとなることもよくあります。また痛み方の特徴として、ガンガンとする拍動性の頭痛、動くと頭に響く、においや光、音に過敏になる、吐き気や嘔吐をともなうことがある、涙や鼻水など出やすくなる、などがあります。

また、時に閃輝性暗点（せんきあんてん）と呼ばれる前兆がみられることがあります。閃輝性暗点（せんきあんてん）とは、頭痛の症状があらわれる1時間くらい前に、キラキラとした光が見える視野異常です。若い方に多く、特に女性には非常に多いです。そして、女性の場合は、月経に関連して頭痛が発生、悪化することがあります。

念のため、頭の画像検査（CTやMRIなど）をしてもらうのもよいと思います。

片頭痛の発作のようなのですが、ご年齢的に脳内病変のくも膜下出血などの症状の可能性もあるかと思いますので、脳の画像検査が可能な「脳神経外科」や「脳神経内科」を受診されたほうがよいと思います。

強いストレスで、片頭痛が生じますので、スマホを見る時間などは少なく、夜間には天井の照明を暗くして間接照明にする、仕事はなるべく控えてゆっくり休養するなどもお心がけになるとよいと思います。

頭の片側がズキンズキンと拍動性に痛んで身動きもできなくなるようなら、片頭痛が疑わしいですね。あるいは、頭の全体がギュッと締めつけられるように痛むなら、緊張型頭痛が疑わしく思えます。

20歳代の持病も特にない男性であれば脳血管障害などは考えにくいですが、めまいや吐き気なども併発するようですから、お近くの脳神経内科や頭痛外来などを受診してよく診てもらってくださいね。

まずは、頭痛外来か脳神経内科で診てもらうとよいでしょう。

涙が出る、めまい、吐き気、頭に血が上る感じ、頭が重い、ずきんずきんとした痛みの症状は、片頭痛や三叉神経・自律神経性頭痛が疑われます。

朝目覚めた瞬間の頭痛と吐き気、めまいの症状からは、片頭痛や睡眠時頭痛、睡眠時無呼吸症候群にともなう頭痛などを考えます。

また、「天気が崩れる前に起こることが多い」「爆弾低気圧などがくるとよりひどい」ということでしたら、片頭痛を第一に考えます。片頭痛は、吐き気やめまいもよくともなうものです。そして片頭痛は、一般には妊娠中には軽減し、出産後に悪くなる（元に戻る）ことが多いです。頭痛外来か脳神経内科で診てもらうとよいでしょう。