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1か月以上前から意識が飛ぶ 原因は?受診はするべき?

公開日: 2025年02月20日
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1か月以上前から「意識が飛ぶ」と寄せられた相談から、原因や何科を受診すべきかなど、医師の回答をご紹介します。

1か月以上前から意識が飛ぶ…原因は?

寄せられた質問から多く疑われた原因には、以下のような疾患などがありました。

疑われる疾患など

  • 睡眠障害
    (ナルコレプシー、過眠症 など)
  • 睡眠時無呼吸症候群
  • うつ病/うつ状態
  • 不安障害
など
質問には、「意識が飛ぶ」に加えて「顔色が悪い」症状が3割弱、「注意力がない」「急激な頭痛・頭重」の症状があるケースが1.5割程度ありました。

受診は必要?

医師の回答のうち、9割強で「最寄りの医療機関での受診」が推奨されました。

受診を推奨される診療科として多くあがったのは、以下の診療科でした。

推奨される診療科

以下からは、実際にあった質問と医師からの回答を紹介します。

瞬きで気絶するように寝てしまう

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勤務中に眠くないのに瞬きで寝ている。何度か上司に注意を受け、改善策を考えて、タバコを吸ったり、屈伸をしたりなどして身体を動かしているが、たびたび瞬きで寝ている。

生活リズムも、最近は夜に寝て、6時間ほど睡眠時間を確保しているが治らない。貧血気味な体質なのか、昔から座りながら気絶していることが多いので、寝ているというより気絶に近いかと思う。居眠りと周りから見られ、会社でもかなり評価が悪いため改善したい。

最寄りの診療所・クリニック または 病院の「脳神経内科」受診を推奨します。

脳神経内科医師の回答脳神経内科医師の回答 のアイコン

夜間の睡眠の質が悪いのかもしれません。代表的な疾患は、睡眠時無呼吸症候群です。いびきなどあるようであれば、一度、睡眠外来や脳神経内科を受診するとよいですよ。

最寄りの診療所・クリニックの「耳鼻いんこう科」または「呼吸器内科」受診を推奨します。

脳神経外科医師の回答脳神経外科医師の回答 のアイコン

睡眠時無呼吸症候群などの検査をおすすめします。終夜睡眠ポリグラフ検査をしている耳鼻いんこう科などの受診を検討してください。

いつの間にか意識が飛んで寝てしまう

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中学2年生くらいから、授業中に眠くて眠くて仕方ないときが多くなりました。高校生になってからは、授業で起きていることが難しく、授業中ノートをとったり話を聞いたりしていても、いつの間に意識が飛んで眠ってしまうことがほとんどになりました。今では、1日中授業で眠ってしまい、起きていることが難しいです。

寝ている時間は5分程度です。起きた段階では眠気が覚めても、またすぐに眠くなって意識が飛んでしまいます。

寝る時間は12時前くらいで、毎朝6時に起きています。通学の電車内では必ず寝てしまいます。ほんのわずかな間でも、座るなど身体が休まるときは、いつも意識が飛んで寝てしまいます。しかし、夜寝るときは眠りが浅く、夢見も悪くて途中で起きてしまうことが多いです。

いつも疲れがとれなくて身体がしんどいです。大事なときでも寝てしまう自分がつらいです。自分の生活リズムがおかしいのか、それとも病気なのかがわからないです。

最寄りの診療所・クリニック または 病院の「精神科」または「耳鼻いんこう科」「呼吸器内科」受診を推奨します。

精神科医師①の回答精神科医師①の回答 のアイコン

いくつか可能性がありますが、ひとつは夜間睡眠がうまくとれていない場合があります。睡眠時無呼吸症候群で十分な睡眠が得られていない場合と、睡眠障害により睡眠がとれていない可能性があります。

睡眠時無呼吸症候群は、一般的には肥満の方のイメージですが、やせ型の方でもなる場合はあります。アレルギーも持っておられると、鼻炎などの呼吸器系の問題が生じていても発生する可能性があります。

呼吸器内科や耳鼻科で検査を受けられるとよろしいかと存じます。

睡眠障害については複数の要因の可能性がありますが、多くはストレスなどの心因性が多い以外にも、概日リズム障害などの可能性もあるため、心療内科や精神科に受診してご相談ください。

さらにほかの疾患の可能性としては、てんかんやナルコレプシーといったものがあります。これらも精神科で取り扱いがありますが、てんかんはけいれんが生じることが多いですし、ナルコレプシーは感情が高ぶると急に眠くなるといった特徴があるため、当てはまりにくいかもしれません。これらも精神科で取り扱いがありますので、思い当たる症状があるようであればご相談ください。

最寄りの病院の「精神科」または「脳神経内科」「内科」受診を推奨します。

精神科医師②の回答精神科医師②の回答 のアイコン

この症状で可能性として真っ先に思いつくのは、ナルコレプシーです。過眠症とも呼ばれ、日中の異常な眠気が特徴的な睡眠障害です。

その他の睡眠障害の可能性もあるので、睡眠専門医の受診をおすすめします。睡眠専門医は、地域によって精神科や内科など、さまざまな科の先生が担当されていますので、受診前に症状を伝えて、受診できるか相談をされてみるのがよいかと考えます。

眠気で意識が飛ぶ ADHDと関係がある?

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睡眠をしっかりとっていても、毎日日中、仕事や運転中関係なく、すさまじい眠気に襲われます。それも自分でコントロールできず急にきて、意識が飛んでしまいます。睡眠薬を飲んだあとみたいな感覚です。

一瞬、意識が飛んで覚めての繰り返しで、ある程度時間が経つと眠気がおさまります。その繰り返しが日中何回も襲ってきます。スポーツをしているときなどはさすがに起きませんが、原因がわからないので不安です。

そもそも自分がADHDではないかとずっと思ってきました。多動や集中力のなさ、物も頻繁に忘れます。大体や適当など、曖昧な指示が苦手です。整理整頓ができません。色々症状はありますが、この眠気はADHDによる症状なのかとも思ったりします。

ADHDや睡眠障害の検査をしたいのですが、病院に行ったらしていただけるのでしょうか。

最寄りの診療所・クリニック または 病院の「心療内科」または「精神科」受診を推奨します。

内科医師①の回答内科医師①の回答 のアイコン

内容を拝見する限り、ナルコレプシーを疑います。

ADHDについては、ナルコレプシーを含む睡眠障害に特別に強い関連性を示すことはないと思います。ただ場合によっては、ナルコレプシーとADHDを併発することはあるかもしれません。

いずれも、心療内科や精神科で診察を受けることができます。心療内科や精神科への受診をおすすめします。

最寄りの診療所・クリニック または 病院の「心療内科」または「精神科」「脳神経内科」受診を推奨します。

内科医師②の回答内科医師②の回答 のアイコン

過眠症やナルコレプシーの可能性があると思います。

睡眠の質が悪いために、日中の強い眠気が出ていることもありますので、不眠外来や睡眠外来を受診されるとよいと思います。

また、成人してからの発達性障害やADHDについては、セルフチェックが可能なサイトがあると思いますので、Web検索してみてください。多くの項目が該当するようでしたら、精神科か心療内科などでの内服薬の治療も可能と思います。

意識が飛ぶほどの眠気に襲われる

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毎日平均8時間は寝ているのですが、1年半くらい前から、日中から夕方あたりにかけて、突然抗えないほどのすさまじい眠気に襲われ、眠ってしまったり、意識が飛んでしまったりすることがあります。

基本的には座っているときに起きるのですが、立っていても眠気に襲われます。何か作業をしているときにも起きるのですが、自分の意識がなくても周り曰く、目は開いていて身体は動いていたり、作業をしたりしているそうです。

今までは頻度として、週2、3回程度あったのですが、最近は週5回ほどあり、とても不安に思っています。日常生活にも支障が出ているので治療したいのですが、何科に行けばよいのかわかりません。

最寄りの診療所・クリニック「心療内科」または「脳神経内科」受診を推奨します。

内科医師の回答内科医師の回答 のアイコン

睡眠時間は8時間あるなら十分に思えますので、睡眠の質が低下していて、熟睡時間が不足しがちなのかもしれません。結果的に、それが日中の眠気に繋がる可能性があるのではないかと思います。あるいは、会話の最中でもいきなり寝落ちするなら、ナルコレプシーなどの過眠症の可能性もありますね。

ただ、気がかりはてんかん発作の可能性です。周囲から、ご自身の状態異常が確認されているようですが、覚えていらっしゃらないようですから、意識障害を起こしていそうなので、てんかん発作の懸念もあるかもしれません。

まずは、睡眠障害の疑いとして、不眠症外来を受診されてはいかがかと思います。また、脳神経内科でてんかんの可能性についても調べてもらいましょう。

過度のストレスがかかると意識がなくなる

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過度のストレスがかかると意識がなくなり、倒れてしまう。1年以内に2度、あとは幼稚園のときに1度。彼女と別れるとこうなってしまう。倒れたり、やる気がなくなったりしてしまう。浮き沈みが激しいので、心療内科に行ったら鬱ではないと診断された。

最寄りの診療所・クリニック「心療内科」または「精神科」受診を推奨します。

脳神経内科医師の回答脳神経内科医師の回答 のアイコン

過度なストレスにより倒れてしまう、意識がなくなるという症状は、解離性障害という疾患と思います。この疾患は、当初は、脳に何らかの異常があって起こる意識障害やてんかん発作などが疑われるのですが、脳波検査やCT、MRIなどの脳の画像検査をしても異常がなく、意識がない割には逃避反応を示すこと(矛盾のある身体症状)や、明らかにストレスを回避するように発症する(疾病利得)などの特徴があります。

すでに受診しているようですが、この疾患は精神科や心療内科でしっかりと治療していく必要があります。すぐに完治するような疾患ではなく、カウンセリングをしっかりと継続する必要があります(カウンセリングの効果が出るにしても時間がかかります)。また、抗うつ薬や抗不安薬の内服治療も検討はされますが、こちらも即効性がある治療ではありません。

現在受診中なのかははっきりしませんが、引き続きかかりつけの心療内科や精神科クリニックを受診してしっかりと治療してもらいましょう。別の病院を受診するのも構いません。また、できるだけでよいので、過度なストレスがかかりにくいような生活習慣、生活リズムをつくるのもよいです。

最寄りの診療所・クリニック「心療内科」または「精神科」受診を推奨します。

精神科医師の回答精神科医師の回答 のアイコン

ストレスに対して意識を失うなどの症状があることから、解離性障害と思われます。

ストレス耐性の低さが原因になり、環境要因が原因になることが多いため、保護的な環境、例えば支援者のいる労務環境で働くなどが必要かもしれません。知的水準や発達障害が原因になることもありますので、知能検査や心理検査を精神科または心療内科で受けることでご自身の得意・苦手を自覚して周囲にも周知していただくことをおすすめします。