「咳が出てつらい…喉の痛みや息苦しさもある」 原因は?受診はするべき?

目次
咳とあわせて喉の痛みや息苦しさもある…原因は?
寄せられた質問から多く疑われた原因には、以下のような疾患などがありました。
疑われる疾患など
- 咳喘息
- 気管支炎
- 気管支喘息
- 咽頭炎
- 咳嗽(咳)
- 急性上気道炎
また、受診を推奨される診療科として多くあがったのは以下の診療科でした。
推奨される診療科
以下からは、実際にあった質問と医師からの回答を紹介します。
咳と息苦しさ 喉の痛みも
最寄りの診療所・クリニックの「呼吸器内科」受診を推奨します。
「動悸がする・息が切れる、鼻づまり、喉が痛い、咳が出る、呼吸が苦しい」という症状や状況から推察をしますと、「急性咽頭炎」あるいは「急性扁桃炎」と、それにともなって「鼻閉(あるいは鼻汁)」「気管支喘息」「肺炎」などを合併して呼吸困難感の可能性のいずれかが疑われます。
気管支喘息や肺炎を合併している場合は、今後さらに呼吸困難が増悪する可能性などがあるため、医療機関の受診を推奨します。
なかなかよくならない咳
1か月ほど前に喉の痛みや寒気、全身の関節痛、38.5度の発熱などがあり、気管支炎と診断されました。その後、処方された抗生物質や気管支炎の薬を飲んでも、咳がなかなかよくなりません。喉から鎖骨あたりまでの気管あたりが痛み、むせるような咳が止まらず苦しいです。夜にひどくなったり、息を吐くときにむせるような感じで苦しくなって咳が出たりします。
最寄りの診療所・クリニックの「呼吸器内科」受診を推奨します。
すでに受診をされているのとことで、諸検査はされているでしょうか。諸検査の結果がいずれも問題ないようであれば、咳喘息などの可能性もあるかもしれません。
ただ、気管支炎もその原因となったウイルスや細菌などの種類や炎症の程度によっては、咳が長引いてしまう可能性は十分にあり得ます。そうであれば、率直なところ何とかそろそろ咳も止まるのでは、と思います。
かかりつけ医を再受診して現在の病状と今後の見通しをよく聞いてみてください。
のどの痛みと息苦しさ 喉がヒューヒューとなる
10日ほど前から唾を飲むときなどに痛み、違和感があります。息苦しさも加わり、息をすると喉がヒューヒューとなります。一時的に微熱、若干の鈍い頭痛もありました。
最寄りの診療所・クリニックの「耳鼻いんこう科」受診を推奨します。
「急性咽頭炎」ないし「扁桃炎」を疑います。急性期といって病気のはじまりは、大変強い咽頭痛と嚥下痛をともない苦痛かと思います。炎症が鎮静化するにともなって痛みは軽快してきますが、炎症が強いために5日~7日と比較的長い期間を要します。
受診までは市販の鎮痛薬を利用してもよいでしょう。トローチやのど飴、マスクをしての喉の加湿をすることも有効です。
夜からの激しい咳 吐いてしまうことも
1週間ほど前から咳が止まりません。日中もですが、特に夜から朝にかけて咳が止まらず、時に激しすぎて吐いてしまいます。息がしづらく、声も枯れています。唾を飲み込むと左側の喉と左耳が痛みます。痰の症状もあります。
最寄りの診療所・クリニックの「耳鼻いんこう科」または「呼吸器内科」受診を推奨します。
喉の痛み、耳の痛み、さらに声枯れの症状も出ているので、喉の炎症で刺激されて咳がひどいのではないかと思います。まずは喉の炎症を抑える治療が必要かと思います。喘息の既往やアレルギーの体質などがあると余計に長引くこともあるかもしれません。
眠れないほどのひどい咳
昨日から咳が出始めました。日中もありますが、今夜になると特にひどくなりました。咳がひどく眠れません。息をすると咳が出ます。また、気管支が脈を打つようなドクドクした感じがします。鼻づまり、喉の腫れもあります。
最寄りの診療所・クリニックの「耳鼻いんこう科」受診を推奨します。
急性上気道炎にともなう がいそう(咳)と考えて矛盾しないかと思います。急性上気道炎には、急性咽頭喉頭炎や急性扁桃炎、急性扁桃周囲炎なども含まれます。
がいそう(咳)のガイドラインによると、急性の上気道炎にともなう咳は3週間までが急性期とされています。つまり、概ね3週間程度続くことが普通ということです。医療機関を受診して、今の症状に対して適切な処方を受けたとしても、すぐには治まらない(3週間ほど続く)可能性もあるかと思います。
喉の痛みと咳 声が出ない
5日ほど前に、寝て起きたら鼻の奥と喉が痛くて痰が絡み、鼻の奥からも緑色の痰のようなものが大量に出てきました。また、咳が止まらず、声が急に出なくなりました。今はほぼ声が出ません。発熱や扁桃腺の腫れはありません。
最寄りの診療所・クリニックの「耳鼻いんこう科」受診を推奨します。
急性咽頭炎から喉頭炎になり声帯に炎症が起きているのではないかと思われます。また、声帯が腫れているために声が出なくなってしまっていると思われます。
1週間から10日程度で徐々に改善するかと思います。発熱はなく、飲食可能であれば、睡眠と食事をしっかりとって、喉の加湿と安静を心がけて様子をみてもよいかと思います。
ひどくなる咳 喉の痛みや黄色い痰も
1週間ほど前に体調を崩してから、咳がどんどんひどくなってきている。夜寝つくのにも時間がかかる状況。咳のしすぎで頭痛あり。あわせて痰の色が黄色くなってきた。喉の違和感と腫れているような痛みあり。
最寄りの診療所・クリニックの「耳鼻いんこう科」受診を推奨します。
咳の原因は色々ありますので、原因が違うと治療方法も変わってきます。今回の症状からは、鼻症状と頭痛があるので「上咽頭炎」や「急性副鼻腔炎」による咳かどうか鑑別する必要があると考えます。原因の鑑別のために、鼻内視鏡検査を受けられるところがよいと思います。
微熱が10日くらい続き、熱が下がったら喉が痛く咳が止まらず呼吸がつらいです。息苦しさと怠さもあります。