麻雀、将棋、数独も「脳トレ」に?認知症予防のために日常生活でできること

たとえば、麻雀や将棋、オセロ、チェスなどのゲームを楽しむこと。数独などのパズルに挑戦すること。さらに、文章を読んだり書いたり、計算や音読をしたり、人と会話を楽しんだりすることも、脳を使う活動になります。大切なのは、普段の生活のなかで意識的に脳を働かせることです。
さくらひだまり訪問クリニックの加藤久普院長の監修で解説します。
医師紹介
さくらひだまり訪問クリニック院長。東京大学理学部、名古屋大学医学部を卒業後、総合病院で内科や救急などの研鑽を積む。その後、慶應義塾大学精神・神経科学教室にて助教を務め、大学病院や都立松沢病院をはじめとする精神科医療の第一線で豊富な臨床経験を重ねる。さらに複数のクリニックで精神科および内科の訪問診療に深く携わった経験を活かし、東京都北区に当院を開院。現在は心身両面から地域に根ざした訪問診療を行っている。
目次
麻雀や将棋、数独も脳を使う活動
認知症を予防する方法のひとつとして、「脳トレーニング」があります。
脳トレーニングというと、まず挙げられるのが、麻雀、将棋、オセロ、チェスなどのゲームです。
こうしたゲームでは、ルールを理解したうえで、相手の動きやその後の展開などを考えながらプレーすることになります。
数独などのパズルも、脳を使う活動のひとつです。
特別な道具を用意して難しいトレーニングをしなければならないわけではなく、普段から楽しんでいるゲームやパズルなどを通して、脳を働かせることができます。
「読み書き」「計算」「音読」も取り入れよう
ゲームやパズルがあまり好きではない人でも、脳を働かせる方法はあります。
たとえば、文章を読んだり書いたりする「読み書き」です。
計算問題に取り組むことや、文章を声に出して読む「音読」も脳トレーニングになります。
認知症予防のためだからといって、普段行っていない特別な活動を無理に始める必要はありません。
自分が取り組みやすいものを日常生活のなかに取り入れ、意識して脳を働かせることがポイントです。
「人と会話すること」も大切
さらに、身近な脳トレーニングとして挙げられるのが、人とのコミュニケーションです。
家族や友人など、誰かと会話をすることでも脳は働きます。
会話をするときには、相手の話を聞き、その内容を理解したうえで、自分が伝えたいことを考えて言葉にします。
そのため、日常生活のなかで人と会話を楽しむことも、脳を使う機会になります。
麻雀や将棋などを誰かと一緒に楽しめば、ゲームそのものだけでなく、人とのコミュニケーションにもつながります。
日常生活のなかで意識して脳を使おう
認知症予防というと、何か特別なことを始めなければならないように感じるかもしれません。
しかし、麻雀や将棋を楽しむ、数独を解く、本を読む、文章を書く、計算する、音読する、家族や友人と話すなど、脳を使う機会は日常生活のなかにもあります。
大切なのは、「脳を使う」ことを意識することです。
自分が楽しめるゲームや趣味、人とのコミュニケーションなどを通して、普段の生活のなかで脳を働かせる機会を作っていきましょう。
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※本記事は特定の病気・症状について一般的な医学情報を解説したものであり、個々の症状や状態に対する診断・治療を保証するものではありません。症状の現れ方・原因・経過には個人差があり、記事内容がすべての方に当てはまるとは限りません。また、本記事の内容は公開日時点の医学知識をもとに作成していますが、ガイドライン・診療方針は変更になる場合があります。

