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「背中の痛み+高熱」は放置すると命の危機を招く可能性も…医師が指摘する重篤リスクとは?【医師解説】

公開日: 2026年07月05日
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「背中が痛いだけだから」「風邪をひいただけかもしれない」――そんな自己判断が命取りになることがあります。

背中や腰の片側に強い痛みが現れ、38度以上の高熱や悪寒を伴う場合、その裏に緊急治療が必要な病気が隠れている可能性があります。

なかざわ腎泌尿器科クリニックの中澤佑介院長に解説してもらいます。

医師紹介

金沢医科大学医学部医学科卒業。「患者さんに近い立場で専門的医療を提供したい」という思いで2021年、なかざわ腎泌尿器科クリニックを開設。泌尿器科専門医の資格を持ち、泌尿器科分野はもちろん、EDやブライダルチェックなど患者様のお悩みに幅広く対応している。

放置すると命に関わる可能性がある症状を教えてください。

突然の背中の激痛と38度以上の高熱です。

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背中や腰の片側に叩かれるような強い痛みがあり、同時に悪寒を伴う高熱(38度以上)が出た場合、重大な疾患の可能性があります。

    具体的にどのような病気の可能性がありますか?

    もっとも疑われるのは「閉塞性腎盂腎炎」です。

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    「突然の背中の激痛と38度以上の高熱」で考えられる疾患としては、急性膵炎や感染性大動脈瘤がありますが、泌尿器科的にもっとも疑われるのは、尿管結石が詰まって細菌感染を起こす「閉塞性腎盂腎炎」です。

    これは、腎臓に大腸菌などの細菌が侵入し、激しい炎症を起こしている状態です。特に結石で尿の流れが止まると、せき止められた尿の中で細菌が急増殖し、一気に高熱を出す原因になります。

      どのような状況になったら受診を検討すべきでしょうか?

      症状が出ているのであれば、ただちに医療機関へ連絡してください。

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      結論から言うと、「今すぐ」です。

      「閉塞性腎盂腎炎」だった場合、様態を見る猶予はありません。夜間や休日であっても救急外来や泌尿器科を受診してください。

      腎臓の細菌感染が血液に広がる「敗血症」という命に関わる重篤な状態へ、数時間単位で進行するリスクがあるからです。

      敗血症性ショックに陥ると血圧が低下し、多臓器不全により短時間で致命的になるケースもあるため、一刻も早い抗生剤投与や尿路ドレナージ(尿を外に逃がす処置)が必要です。

      特に、尿が出にくい、震えが止まらない(悪寒戦慄)、意識がぼんやりする、といった症状が伴う場合は非常に危険です。ただちに医療機関へ連絡してください。

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        ※本記事は特定の病気・症状について一般的な医学情報を解説したものであり、個々の症状や状態に対する診断・治療を保証するものではありません。症状の現れ方・原因・経過には個人差があり、記事内容がすべての方に当てはまるとは限りません。また、本記事の内容は公開日時点の医学知識をもとに作成していますが、ガイドライン・診療方針は変更になる場合があります。