男性更年期を乗り切るには?日常生活で意識したい「ストレス・食事・運動」

男性更年期障害には、加齢による男性ホルモン「テストステロン」の低下が大きく関わっていますが、仕事や家庭でのストレス、肥満や運動不足なども要因として挙げられます。
男性更年期障害を乗り切るために、日常生活ではどのようなことを意識すればよいのでしょうか。
ポイントになるのが、「ストレスをためないこと」と「生活習慣の改善」。豊洲内科・糖尿病/形成・美容外科クリニックの澤口 達也院長の監修で解説します。
医師紹介
医師、医学博士、糖尿病専門医、認定内科医。豊洲内科・糖尿病 / 形成・美容外科クリニック院長。糖尿病をはじめとする生活習慣病に加え、専門である甲状腺疾患や内分泌疾患(下垂体・副腎疾患、男性更年期障害(LOH症候群)など)の診療も数多く行う。その他、内科開業医として、発熱・微熱、倦怠感、呼吸苦、腹痛等様々な主訴の方々の診療も行っている。
目次
まず意識したいのは「ストレスをためないこと」
男性更年期障害には、ストレスも大きく関わります。
例えば、上司や部下との関係、昇進などによる仕事上のストレスです。
さらに、家族とのコミュニケーションがうまく取れないといった家庭でのストレスがきっかけとなり、男性更年期の症状をより重くする場合もあります。
そのため、男性更年期障害を乗り切るうえで大切なのが、ストレスをためないことです。
仕事や家庭で生じるストレスを発散できるような趣味や生きがいを見つけ、楽しむ心の余裕を持ちましょう。
食事は「和食中心のバランスのよい食事」を
生活習慣では、食事を見直すことも大切です。
和食を中心としたバランスの取れた食事を心がけましょう。
魚や大豆製品から良質なたんぱく質を補給し、海藻や野菜からビタミンを摂れる和食は、男性更年期を乗り切る助けになります。
特定のものだけを食べるのではなく、日々の食生活でバランスのよい食事を意識することがポイントです。
筋トレだけでなくウォーキングやストレッチも
男性更年期障害を乗り切るためには、適度な運動も欠かせません。
筋肉を鍛える運動によって、テストステロンの分泌が活発になります。
具体的な運動として挙げられるのが、腹筋、腕立て、スクワットなどの筋力トレーニングです。
ただし、筋力トレーニングだけではありません。
ウォーキングや水泳などの有酸素運動、ストレッチなども取り入れ、運動をする習慣を持ちましょう。
男性更年期障害の要因として、直接的な原因ではないものの肥満や運動不足も挙げられるため、日々の生活の中で体を動かすことを意識することが大切です。
ストレス・食事・運動、できることから生活を見直そう
男性更年期障害を乗り切るために、日常生活で意識したいのは、ストレスをため込まないこと、バランスのよい食事を心がけること、適度な運動を習慣にすることです。
仕事や家庭でのストレスを発散できる趣味や生きがいを持つ。食事は和食を中心にバランスを意識する。そして、筋力トレーニングやウォーキング、水泳、ストレッチなどで体を動かす――。
男性更年期障害ではさまざまな症状が現れ、その程度にも個人差があります。
日常生活を見直すとともに、男性更年期障害について一人で長く悩まず、気になる症状がある場合には医師に相談しましょう。
関連記事
※本記事は特定の病気・症状について一般的な医学情報を解説したものであり、個々の症状や状態に対する診断・治療を保証するものではありません。症状の現れ方・原因・経過には個人差があり、記事内容がすべての方に当てはまるとは限りません。また、本記事の内容は公開日時点の医学知識をもとに作成していますが、ガイドライン・診療方針は変更になる場合があります。
