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「最近イライラする」「やる気が出ない」…その不調、男性更年期かも?見逃したくない症状とは

公開日: 2026年09月21日
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「最近、ちょっとしたことでイライラする」「以前に比べてやる気が出ない」「疲れがなかなか取れない」――。年齢を重ねるにつれて、こうした心身の変化を感じる男性もいるのではないでしょうか。

仕事や家庭のストレス、あるいは単なる年齢のせいと思ってしまいがちな不調ですが、「男性更年期障害」によって現れている可能性もあります。

男性更年期障害では、気分の落ち込みやイライラといった精神面の変化だけでなく、ほてりや発汗、動悸、筋力低下、性欲の低下など、さまざまな症状が現れることがあります。

男性更年期障害ではどのような不調がみられるのでしょうか。豊洲内科・糖尿病/形成・美容外科クリニックの澤口 達也院長の監修で解説します。

医師紹介

医師、医学博士、糖尿病専門医、認定内科医。豊洲内科・糖尿病 / 形成・美容外科クリニック院長。糖尿病をはじめとする生活習慣病に加え、専門である甲状腺疾患や内分泌疾患(下垂体・副腎疾患、男性更年期障害(LOH症候群)など)の診療も数多く行う。その他、内科開業医として、発熱・微熱、倦怠感、呼吸苦、腹痛等様々な主訴の方々の診療も行っている。

男性更年期障害とは?

男性更年期障害は、男性ホルモンの一つである「テストステロン」が減少することで、さまざまな症状が現れる病気です。

テストステロンには、男性らしい体をつくるほか、筋肉や骨を強くしたり、性機能を正常に保ったりする働きがあります。また、判断力や理解力といった認知機能にも作用し、男性の心身に大きく関わっています。

テストステロンの分泌量は20代をピークに徐々に減少していきます。ただし、その減少の仕方には個人差があり、急激に減少すると、さまざまな症状が現れることがあります。

イライラや無気力…精神面に現れる症状

男性更年期障害の症状は、大きく「精神・神経症状」「身体症状」「性機能関連症状」の3つに分けられます。

精神・神経症状として挙げられるのが、不安やイライラ、無気力、意欲や集中力の低下、不眠などです。

「以前より仕事に集中できない」「何をするにもおっくうに感じる」といった変化も、男性更年期障害で現れる症状のひとつです。

ほてりや動悸、筋力の衰えが現れることも

男性更年期障害は、精神面だけの問題ではありません。体にもさまざまな症状が現れることがあります。

例えば、ほてりやのぼせ、動悸、異常発汗などです。

さらに、筋力の衰えや筋肉痛、関節痛、腰痛などがみられることもあります。頻尿など、泌尿器に関する症状も挙げられます。

このように男性更年期障害の身体症状は幅広く、一見しただけでは更年期と結びつきにくい不調も含まれています。

EDや性欲の低下などの変化も

もうひとつ、男性更年期障害で現れることがあるのが性機能に関する症状です。

具体的には、ED(勃起不全)や射精障害、性欲減退、オルガズム障害などが挙げられます。

テストステロンは性機能を正常に保つ働きにも関わっているため、その分泌量が減少する男性更年期障害では、こうした変化が現れることがあります。

「年齢のせい」と決めつけず、心身の変化に目を向けて

男性更年期障害は40代中頃から50代前半に多くみられますが、症状が現れる年齢には個人差があります。

また、女性の更年期障害と比べて年齢層が広く、40代で発症して70代まで症状が続く場合や、60~70代で発症する可能性もあります。

イライラや無気力、集中力の低下といった精神面の変化から、ほてりや動悸、筋力の衰え、さらに性機能の変化まで、男性更年期障害で現れる症状はさまざまです。

こうした不調を「仕事が忙しいから」「年齢のせいだから」と決めつけず、男性更年期障害という可能性があることも知っておきましょう。

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※本記事は特定の病気・症状について一般的な医学情報を解説したものであり、個々の症状や状態に対する診断・治療を保証するものではありません。症状の現れ方・原因・経過には個人差があり、記事内容がすべての方に当てはまるとは限りません。また、本記事の内容は公開日時点の医学知識をもとに作成していますが、ガイドライン・診療方針は変更になる場合があります。