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6月7日は「緑内障を考える日」――失明を防ぐために、まず知ることから始めよう【今日は何の日】

公開日: 2026年06月07日
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毎日何気なく過ぎていく日々の中にも、健康や医療にまつわる「記念日」や「啓発の日」が数多く存在します。

この連載では、そんな日をひとつひとつ取り上げ、病気や健康について改めて考えるきっかけをお届けしています。

今日は6月7日、こんな日です。

今日は何の日?

6月7日は「緑内障を考える日」です。

目の病気のひとつ「緑内障」について広く知ってもらい、年に一度は検診を受けるよう呼びかける日として制定されました。

普段の生活ではなかなか意識しにくい目の健康ですが、この機会にぜひ立ち止まって考えてみてください。

どうして6月7日なの?

「6(りょく)・7(ない)」を合わせると「緑内(りょくない)」と読めることから、この日付が選ばれました。

この記念日を制定したのは、「緑内障フレンド・ネットワーク」という団体です。緑内障に関する啓発や情報発信、そして患者さんとそのご家族の交流・情報交換を目的として活動するこの団体が、2005年に制定しました。

現在は一般社団法人・日本記念日協会にも認定・登録されており、約20年にわたって啓発活動が続けられています。

緑内障ってどんな病気?

緑内障は、目と脳をつなぐ「視神経」が傷んでいくことで、視野(見える範囲)が少しずつ狭くなっていく病気です。

この病気が特に注意が必要な理由のひとつが、自覚症状が出にくいという点です。視野が欠けていくスピードは非常にゆっくりで、片方の目でカバーしてしまうため、かなり進行するまで気づかないことも珍しくありません。

一度傷ついた視神経は元に戻すことができないため、早期発見・早期対応がきわめて重要です。

なぜこのテーマが大切なの?

緑内障の怖いところは、「気づかないうちに進んでいる」という点です。痛みもなく、初期の段階では視力が大きく落ちるわけでもないため、「目は特に困っていないから大丈夫」と思ってしまいがちです。

しかし、一度失われた視野は取り戻せません。だからこそ、症状が出る前に検診を受けることが、視力を守る上でとても大切なのです。

「緑内障を考える日」が掲げる「年に1回は緑内障の検診を」というメッセージは、こうした病気の性質を踏まえた、非常に理にかなった呼びかけといえます。

日常で意識したいこと

特別なことは必要ありません。まず意識したいのは、定期的な眼科での検診です。

眼科では、眼圧の測定や眼底検査、視野検査など、緑内障を早期に発見するための検査が受けられます。「目が見えにくい」という症状が出てから行くのではなく、何も感じていない段階からの受診が、緑内障対策のポイントです。

特に、40歳を過ぎたら一度は眼科を受診することが推奨されています。また、家族に緑内障の方がいる場合は遺伝的な影響も指摘されているため、より積極的な受診が大切とされています。

なお、3月上旬の1週間は「世界緑内障週間」として、グリーンライトアップなど国内外でさまざまな啓発活動が行われています。6月7日の「緑内障を考える日」とあわせて、緑内障への関心が高まる時期が年に複数回あることも知っておくとよいでしょう。

まとめ

6月7日「緑内障を考える日」は、失明につながるリスクのある緑内障について広く考え、検診受診を促すために2005年に制定された記念日です。

緑内障は自覚症状が出にくく、気づいたときには進行していることも少なくない病気です。だからこそ、「何ともないうちに」受診することが何より大切です。

今日という日を、自分や大切な人の目の健康について改めて考えるきっかけにしてみてください。

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