8月7日は「鼻の日」――呼吸とにおいを支える鼻の役割を見直す日【今日は何の日】

この連載では、そんな日をひとつひとつ取り上げ、病気や健康について改めて考えるきっかけをお届けしています。
今日は8月7日、こんな日です。
目次
8月7日は「鼻の日」
鼻の病気に対する啓発を目的として制定された記念日です。
鼻というと、鼻水や鼻づまりなど「困ったときに気になる部位」というイメージを持つ方もいるかもしれません。しかし鼻は、呼吸や嗅覚を通じて私たちの生活を支える、働き者の器官でもあります。
今日はそんな鼻の役割について、あらためて考えてみましょう。
なぜ8月7日なのか
「鼻の日」は、1961年(昭和36年)に当時の日本耳鼻咽喉科学会(現・日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会)が制定した記念日です。日付は「8(は)・7(な)」の語呂合わせによるものとされています。
制定当時は、「蓄膿症」と呼ばれていた副鼻腔炎への正しい理解を広め、早期発見・早期治療を呼びかけることが主な目的とされていました。
鼻が担っている3つの役割
鼻は上気道の入り口に位置し、呼吸と嗅覚という重要な機能を担っています。具体的には、次の3つの働きがあるとされています。
・空気を整える:吸い込んだ空気を温め、湿らせ、ほこりなどを取り除くことで、気道や肺への負担を減らす
・体を守る:くしゃみや鼻水、鼻づまりによって、ちりや病原体が体の中に入り込むのを防ぐ
・においを感じる:鼻の奥にある粘膜がにおいの粒子をとらえ、嗅覚として認識する
普段はあまり意識することのない働きですが、どれも私たちの健康を陰で支えている大切な機能です。
鼻づまりが「食事の楽しみ」にも影響する?
鼻の不調は、呼吸のしにくさだけでなく、食事の味わいにも関わっています。鼻がつまってにおいを感じにくくなると、食べ物の味がぼんやりとしか感じられなくなることがあります。
これは、においの情報が脳に届くことで食べ物の味わいが際立つ、という仕組みが関係しています。また、鼻づまりで自然と口呼吸になると、口の中が乾燥し、味の成分が唾液に溶けにくくなったり、舌にある味を感じるセンサー(味蕾)が乾燥の影響を受けたりすることも、味を感じにくくする一因とされています。
「最近、食事がなんとなくおいしく感じられない」というとき、その背景に鼻の状態が関わっている場合があるかもしれません。
「鼻」について日常で意識したいこと
鼻は毎日の呼吸を通じて働き続けている器官だからこそ、正しいケアを心がけたいものです。
たとえば鼻をかむときは、片方ずつ、ゆっくり少しずつ、優しくかむことが大切とされています。強くかみすぎたり、両方の鼻を一度にかんだりすると、耳を痛めたり、鼻血につながったりすることもあるため注意が必要です。
かんだあとに手を洗うことも、忘れずに意識したい習慣のひとつです。
まとめ
8月7日の「鼻の日」は、「は(8)な(7)」の語呂合わせにちなんで1961年に制定された記念日です。
鼻は呼吸を整え、体を守り、においを感じるという3つの役割を担う器官であり、その調子は食事の楽しみにもつながっています。ふだんは意識しにくい鼻の働きだからこそ、今日という日をきっかけに、正しい鼻のかみ方や自分自身の鼻の調子について、少し目を向けてみてはいかがでしょうか。
<参考URL>
https://www.jibika.or.jp/modules/citizens/index.php?content_id=44
https://takemura-jibika.jp/uncategolized/8%E6%9C%887%E6%97%A5%E3%81%AF%E3%80%8C%E9%BC%BB%E3%81%AE%E6%97%A5%E3%80%8D%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82-101550.html
http://www.town.minano.saitama.jp/wp-content/uploads/2015/07/2e4dfe49f9798deccf6b6520fd71b2b6.pdf
https://www.nagasaki.med.or.jp/n-city/health/news/health110801.html
https://prtimes.com/magazine/today/nose-day/
※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
