数日前からの「味がわからない」原因は?何科を受診するべき?

目次
数日前からの「味がわからない」…原因は?
寄せられた質問から多く疑われた原因には、以下のような疾患などがありました。
疑われる疾患など
- 味覚障害/味覚異常
- コロナウイルス感染症
- 舌炎
- 不安障害
など
また、「味がわからない」に加えて、約3割の方が「においがわからない」と感じていて、さらに1割以上の方が「鼻づまり」といった症状を訴えていました。
受診は必要?
医師の回答のうち、約8割で「最寄りの医療機関での受診」が推奨されました。
受診を推奨される診療科として多くあがったのは、以下の診療科でした
推奨される診療科
- 耳鼻いんこう科
- 内科
など
以下からは、実際にあった質問と医師からの回答を紹介します。
味覚がないです
最寄りの病院で内科または耳鼻いんこう科、脳神経内科/神経内科の受診を推奨します。
亜鉛不足、副鼻腔炎、三叉神経障害などいろいろな可能性が考えられます。
毒物は苦みのあるものが多いので、毒物を見分けるために苦みの感覚は最後まで残るといわれています。
内科および耳鼻いんこう科を受診するのがよいと思います。
最寄りの病院で耳鼻いんこう科の受診を推奨します。
記載いただいた内容から判断すると味覚障害と思いますが、その原因は内服の薬剤の影響や亜鉛不足など多岐にわたります。
耳鼻いんこう科を受診して診察を受けてはいかがでしょうか。
最寄りの病院で耳鼻いんこう科の受診を推奨します。
味覚がないとのことですが、亜鉛が不足してたり神経の麻痺があると味覚がおかしくなります。耳鼻いんこう科で診てもらってください。
舌の左側の味覚がない
先週から、舌の左側の味覚がおかしくなりました。味がしません。右側の味覚は普通だからこそ、違和感があります。
炭酸飲料を飲んでも炭酸しか感じません。ご飯を食べても味がしないので、ご飯や飲み物を口に含むのが苦痛に感じています。
最寄りの診療所・クリニックで脳神経外科または脳神経内科/神経内科の受診を推奨します。
違和感があるのは舌の味覚だけのようですから、脳梗塞など中枢神経の障害の可能性は低く、末梢神経障害の可能性を考えます。
脳神経外科あるいは脳神経内科を受診してください。
最寄りの病院で耳鼻いんこう科または脳神経内科/神経内科の受診を推奨します。
説明いただいた症状から、ろれつが回らない、ふらつくなどがないようなので脳障害の可能性は低いと思われます。
末梢神経障害や舌炎などの可能性について耳鼻いんこう科の先生にご相談ください。
舌が白くなり味がわかりにくくなりました
舌が白くなり、口の粘膜がザラザラとした感じになり、赤い点ができています。舌を動かしたり、食事や歯磨きの時にピリピリと舌が痛みます。また、食べ物の味がわかりにくくなりました。
ステロイドの副作用で口腔カンジダ症になる事があると説明を受けたのですが、何科を受診すればいいかわかりません。
最寄りの病院で内科または歯科口腔外科、内分泌内科の受診を推奨します。
お話しから判断すると、ステロイドの副作用による口腔内カンジダが疑われます。ステロイドを処方してもらった病院を受診するか、内科あるいは口腔外科を受診するとよいでしょう。
味覚障害と顔面麻痺、時々耳の後ろが痛みます
4日前から味覚異常があり、舌の真ん中あたりの広い範囲で味を感じにくくなっています。
特に苦味や塩味が分かりにくく、甘味は感じられます。昨日の朝に耳鼻咽喉科を受診し、亜鉛不足と診断され薬を処方されました。
しかし昨日の午後から、顔の左側に軽く麻酔がかかったような違和感がはっきり出てきました。瞼を強く閉じにくい、口角が上がりにくい、飲み物が飲みにくいといった症状があり、舌にも軽いしびれ感があります。また、時々耳の後ろが痛むことがあります。
週明けまで様子を見るべきか、改めて受診した方がよいのか、あるいは緊急で受診すべきか判断に迷っています。
最寄りの病院で耳鼻いんこう科の受診を推奨します。
典型的な末梢性顔面神経麻痺の症状です。顔面神経の枝に味覚に関する神経もあるので、味覚障害が先に症状として出現した可能性があります。
総合病院の耳鼻いんこう科を受診して相談するのが最善かと思われます。
程度によりますが入院加療になることも多いです。休日に救急で受診する必要性はそれほどないと思われます。
最寄りの病院で脳神経内科/神経内科または脳神経外科、内科の受診を推奨します。
帯状疱疹による三叉神経炎と考えます。原因は以前に感染していたヘルペスウイルスだと思います。
耳鼻いんこう科クリニックだと、先に受診されたところのように亜鉛不足でかたづけてしまうことも多いので、診療所では神経内科や脳神経内科などの受診がよいでしょう。
一番安心なのは総合病院などの大病院への受診です。但し初診料に加えて5,000円以上の料金がかかります。
最寄りの病院で耳鼻いんこう科の受診を推奨します。
症状からは、典型的な末梢性顔面神経麻痺が考えられます。味覚を感じる神経も顔面神経に含まれているため、味覚障害が出ていても不自然ではありません。
顔面神経麻痺は耳鼻咽喉科で治療を行い、多くの場合は入院してステロイドの点滴治療を行います。また、ヘルペスウイルスが関係していることもあるため、抗ウイルス薬を併用するケースも少なくありません。
本日中に救急病院を受診して治療を開始する方法もありますし、明日の朝一番で耳鼻咽喉科クリニックを受診し、大きな病院への紹介状を書いてもらう方法も考えられます。もし今日受診する場合は、耳鼻いんこう科の医師が常勤している地域の基幹病院を選ぶことが望ましいでしょう。
なお、抗ウイルス薬は発症から48時間以内に開始することが重要とされており、ステロイド治療も早期開始がすすめられています。適切な治療を行った場合でも、回復までには時間がかかることがあります。
味が感じられません
2日前の21時過ぎ、翌日の弁当作りをして味見をしたところ、いつも通りの分量で作ったのに塩気が感じらませんでした。
その後もさまざまな物を口にしてみましたが、甘味は感じたのですが塩気や酸味は普段よりも感じにくい状態でした。夕飯はいつもどおり済ませており特に問題はなかったです。
2日経った今でも味の感じ方は鈍く、塩気はかなり薄く感じられます。受診するか悩んでおり、受診するとしたら何科になるのでしょうか。
とりあえず、サプリメントで亜鉛を摂取するようにしていますが、このまま続けてもよいのでしょうか。
最寄りの病院で耳鼻いんこう科または歯科口腔外科の受診を推奨します。
味覚障害は耳鼻いんこう科や一部の歯科口腔外科医が専門としています。
確実なのは、専門医が常駐している総合病院など大きな病院の耳鼻いんこう科です。住んでいる地域で該当する病院をぜひ受診なさってみてください。
最寄りの診療所・クリニックで耳鼻いんこう科の受診を推奨します。
味覚障害を疑いますが、味覚障害は耳鼻いんこう科が専門になります。
味覚障害は亜鉛不足が原因になることが多いので、まずは亜鉛製剤の内服で様子をみてもよいと思います。
それでも改善がないなら耳鼻いんこう科で診察を受けるとよいと思います。
顔の左側が麻痺し味覚がありません
5日ほど前から、顔面の左側の目が開きにくく涙が出て止まらない、鼻や口が曲がってしまう状態になっています。口もあまり開けられず舌の半分が痺れおり、味覚もありません。
特に表情を変えることができず笑顔も作れません。受診科がわからずどう対処すればよいのかもわからない状態のまま過ごしています。
最寄りの診療所・クリニックで脳神経内科/神経内科または耳鼻いんこう科の受診を推奨します。
顔面神経麻痺の可能性が高いと思います。早めに治療したほうが後遺症が少ないと言われているので、耳鼻いんこう科や神経内科を早めに受診された方がよいと思います。
脳の異常があった場合には、MR検査が必要になる場合もあります。
最寄りの病院で耳鼻いんこう科の受診を推奨します。
記載いただいた文面からは、顔面神経麻痺かと思われます。受診は、ひとまず耳鼻いんこう科でよいと思います。
しかし、詳しい検査や入院が必要となる可能性もあるため、できれば総合病院の耳鼻いんこう科がよいと思います。様子をみずにできるだけ早く受診することをおすすめします。
味覚がありません
1週間ほど前から味を感じにくくなっています。何を食べても、大量の水で薄められたように味が薄く感じ、辛さも分かりません。ただし、熱さや冷たさ、痛みは感じられます。
また以前から食後に身体が重だるくなることがあります。症状が出るタイミングは日によって異なり、朝食後のこともあれば昼食後のこともあり、だるさの強さにもばらつきもみられます。
さらにトイレが近い症状もあり、少量の尿でも強い尿意を感じます。我慢できないほどではありませんが、我慢すると気分が悪くなるため、仕事中は1〜2時間ごとに排尿しています。この症状は10年以上続いています。
味覚障害とこれらの症状に関連があるのか気になっています。糖尿病を疑って内科を受診すべきなのか、口腔外科を受診すべきなのか分からず迷っています。
最寄りの診療所・クリニックで耳鼻いんこう科または泌尿器科の受診を推奨します。
舌の炎症や、ウイルス性の感冒症状などで、一時的に味覚障害になっている、亜鉛などが不足していての味覚異常などが考えられると思います。耳鼻いんこう科の受診をおすすめします。
耳鼻いんこう科専門医で検索して、まずクリニックを受診し、さらに詳しい検査などが必要な場合には大きな病院の耳鼻いんこう科を紹介してもらうとよいと思います。
また排尿回数も多いようなので、こちらは泌尿器科を受診し、膀胱の機能に問題がないのか診てもらうとよいでしょう。
最寄りの診療所・クリニックで耳鼻いんこう科または泌尿器科の受診を推奨します。
味覚異常には、舌や鼻の不調、亜鉛不足などさまざまな原因があります。糖尿病による味覚障害は比較的まれなので、現時点で過度に心配しなくても大丈夫だと思います。
まずは耳鼻いんこう科で相談してみることをおすすめします。
また、頻尿については過活動膀胱やストレスの影響なども考えられるため、気になる場合は泌尿器科で一度相談してみてください。
最寄りの診療所・クリニックで耳鼻いんこう科または泌尿器科の受診を推奨します。
味覚や嗅覚の異常については、耳鼻いんこう科が専門となります。
また頻尿といった症状については、過活動膀胱などの可能性も考えられます。過活動膀胱では、何らかの原因で膀胱のコントロールがうまくいかなくなり、少量の尿でも膀胱が過剰に収縮してしまうため、急に強い尿意が起こります。
その結果、トイレが近くなる頻尿や、夜中に何度もトイレへ行く夜間頻尿、強い尿意を我慢できず尿が漏れてしまう切迫性尿失禁などの症状がみられることがあります。
まずは泌尿器科で相談してみるとよいと思われます。
最寄りの診療所・クリニックで耳鼻いんこう科または泌尿器科の受診を推奨します。
味覚障害ですがこれについては耳鼻いんこう科が専門ですので、最寄りの耳鼻いんこう科クリニックへの受診をおすすめいたします。
また頻尿については年齢的には考えにくいのですが、前立腺肥大症の疑いもあり得ます。また慢性的な尿道炎や神経因性膀胱かもしれません。こちらについては最寄りの泌尿器科への受診をお願いいたします。
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※本記事は、病院なび医療相談サービス「医療Q&Aなび」に一般の皆様から寄せられた健康・医療に関する相談に、医師が回答した内容を元に構成しています。回答内容は相談者からインターネット経由で寄せられた内容のみに基づき医師が回答した一事例です。通常の診察で行われるような、相談者の感じている症状・状態の詳細の聞き取りや観察などのコミュニケーションに基づく正式な診断ではなく、あくまで「一般的な医学的情報」を提供しています。症状の現れ方・原因・経過には個人差があり、記事内容がすべての方に当てはまるとは限りません。気になる症状がある場合、突然の悪化・呼吸困難・意識の変化など緊急性が高い場合は、自己判断せず早急に医療機関へご相談ください。

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