病院・薬局検索の病院なび

1か月以上前からの「尿のにごり・泡立ち」原因は?何科を受診するべき?

公開日: 2026年08月13日
アイキャッチ画像
1か月以上前からの「尿のにごり・泡立ち」について寄せられた相談から、原因や何科を受診すべきかなど、医師の回答をご紹介します。

1か月以上前からの「尿のにごり・泡立ち」…原因は?

寄せられた質問から多く疑われた原因には、以下のような疾患などがありました。

疑われる疾患など

  • 膀胱炎
  • 糖尿病
  • 蛋白尿
  • 尿道炎
  • 不安障害

など

また、「尿のにごり・泡立ち」に加えて、1割以上の方が「頻尿」といった症状を訴えていました。

受診は必要?

医師の回答のうち、約9割で「最寄りの医療機関での受診」が推奨されました。

受診を推奨される診療科として多くあがったのは、以下の診療科でした。

推奨される診療科

  • 泌尿器科
  • 内科
  • 腎臓内科

など

以下からは、実際にあった質問と医師からの回答を紹介します。

尿の泡立ち、尿たんぱくの陽性反応や体のかゆみ

10代・男性10代・男性 のアイコン

数か月前から尿の泡立ちが続き、時間が経っても泡が消えないことを心配しています。市販の尿検査キットでは尿たんぱくが陽性に近い結果で、大学健診でも尿たんぱくを指摘されました。

さらに体のかゆみも時々あり、腎臓の病気ではないかと不安を感じています。症状が長く続いているため、原因や受診の必要性について相談したいです。

最寄りの診療所・クリニックで腎臓内科の受診を推奨します。

腎臓内科の回答腎臓内科の回答 のアイコン

尿たんぱくが続いている場合は、体質によるものだけでなく、腎臓そのものの病気や生活習慣による腎臓への負担が原因となることもあります。

泡立つ尿が続く場合は自己判断せず、腎臓内科を受診して尿検査や血液検査などの詳しい検査を受け、原因を確認したうえで適切な治療や生活指導を受けることをおすすめします。

最寄りの診療所・クリニックで腎臓内科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

尿たんぱくは慢性糸球体腎炎をはじめとした腎臓病の重要なサインとなることがあります。

泡立つ尿が続き、市販検査でも陽性傾向があるため、一度しっかりと腎臓内科で精密検査を受けることが望ましいでしょう。腎機能や尿の状態を詳しく調べ、原因を早めに確認することが大切です。

朝から昼頃に起こる排尿痛や残尿感、尿のにごり

20代・女性20代・女性 のアイコン

朝から昼頃にかけて排尿時の痛みや残尿感、黄色く濁った尿が出る症状を繰り返しています。

夕方になると自然に症状は治まり、市販薬を飲むと改善することもありますが、再発を繰り返すため、本当に膀胱炎なのか、重大な病気が隠れていないか心配しています。

最寄りの診療所・クリニックで感染症内科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

症状からは膀胱炎の可能性が高いと考えられます。膀胱炎は基本的に抗菌薬による治療が必要ですが、適切な薬剤を選ぶことが重要です。

自己判断だけで市販薬を続けるのではなく、医療機関で診断を受け、尿検査などを行ったうえで原因菌に合った治療を受けることをおすすめします。

最寄りの診療所・クリニックで泌尿器科または内科の受診を推奨します。

神経内科の回答神経内科の回答 のアイコン

相談内容からは膀胱炎を繰り返している可能性が高いでしょう。膀胱炎は再発することも珍しくありませんが、慢性的になっている可能性もあるため、一度尿検査や尿培養検査を受けることが大切です。

症状が続く場合は、内科または泌尿器科を受診して詳しく調べてもらうことをおすすめします。

肉類を多く食べたあとの尿のにごり

20代・男性20代・男性 のアイコン

普段は正常な尿ですが、牛肉や鶏肉を多く食べたあとに限って尿が白く濁ることがあります。排尿時の痛みや体調不良はありませんが、食事との関係があるように感じています。

野菜やカルシウムも摂取しているため、なぜ尿が濁るのか分からず、病気ではないかと不安になっています。

最寄りの診療所・クリニックで内科の受診を推奨します。

消化器内科(胃腸内科)の回答消化器内科(胃腸内科)の回答 のアイコン

肉類などを多く摂取すると、リン酸塩やシュウ酸カルシウムなどの結晶が尿中に増え、一時的に尿が白く濁ることがあります。

病気とは限りませんが、尿路結石ができやすい状態である可能性もあるため、食生活を見直すとともに、内科で尿検査を受けて濁りの原因を確認しておくと安心でしょう。

最寄りの診療所・クリニックで泌尿器科の受診を推奨します。

泌尿器科の回答泌尿器科の回答 のアイコン

尿の濁りは食事だけでなく、膀胱炎や尿道炎、腎盂腎炎などの尿路感染症、尿路結石、まれに腎臓や膀胱の病気、性感染症などが原因となることがあります。

症状だけでは判断できないため、泌尿器科で尿検査などを受け、原因を詳しく調べることをおすすめします。

尿の異臭と泡立ち

20代・男性20代・男性 のアイコン

2〜3か月前から排尿後にアンモニアのような強い臭いがするようになり、尿も少し泡立つことが気になっています。1か月前の健康診断で尿検査を受けましたが、まだ結果が分からず、何か病気が隠れているのではないかと心配して相談しています。

最寄りの診療所・クリニックで泌尿器科の受診を推奨します。

泌尿器科の回答泌尿器科の回答 のアイコン

尿の泡立ちは濃い尿や尿たんぱくなどが原因でみられることがあり、一時的な場合も少なくありません。

ただし、細かい泡が長く続く場合は、糸球体腎炎や糖尿病腎症、ネフローゼ症候群など腎臓の病気が隠れている可能性もあります。

泌尿器科で尿検査などの詳しい検査を受けることをおすすめします。

平常通り(様子をみる)を推奨します。

泌尿器科の回答泌尿器科の回答 のアイコン

排尿時の痛みなどがなければ、尿の泡立ち自体は過度に心配する必要はありません。尿の臭いは水分不足による濃い尿でも強くなることがあります。

まずは十分な水分を摂り、健康診断の結果を確認しましょう。異常があった場合や症状が続く場合は、泌尿器科で詳しい検査を受けると安心です。

尿たんぱくと潜血反応、尿のにごり

40代・女性40代・女性 のアイコン

健康診断で尿たんぱくと尿潜血を初めて指摘され、市販検査でも異常が続いています。痛みやむくみはありませんが、頻尿気味で朝の尿はやや茶色く見えます。

また、性器からの出血なのか血尿なのか判断できず、泌尿器科受診のタイミングに迷っています。家族に透析歴やネフローゼ症候群の人がおり、腎臓病を心配しています。

最寄りの診療所・クリニックで泌尿器科または腎臓内科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

ご家族に腎臓病の方がいることから、遺伝的な腎疾患が関係している可能性も考えられます。

尿たんぱくや血尿が続く場合は腎臓病が進行することもあるため、不正出血との区別がつかなくても受診を先延ばしにせず、泌尿器科または腎臓内科で尿検査や血液検査などの精査を受けることが重要です。

最寄りの診療所・クリニックで腎臓内科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

尿たんぱくと尿潜血が続いていることに加え、頻尿もあるため、慢性膀胱炎の可能性はありますが、ご家族の病歴を考えると慢性腎炎など腎臓の病気も否定できません。

不正出血があっても診察や必要な検査は受けられるため、腎臓内科で詳しい検査を受け、原因を早めに確認することをおすすめします。

関連記事

※本記事は、病院なび医療相談サービス「医療Q&Aなび」に一般の皆様から寄せられた健康・医療に関する相談に、医師が回答した内容を元に構成しています。回答内容は相談者からインターネット経由で寄せられた内容のみに基づき医師が回答した一事例です。通常の診察で行われるような、相談者の感じている症状・状態の詳細の聞き取りや観察などのコミュニケーションに基づく正式な診断ではなく、あくまで「一般的な医学的情報」を提供しています。症状の現れ方・原因・経過には個人差があり、記事内容がすべての方に当てはまるとは限りません。気になる症状がある場合、突然の悪化・呼吸困難・意識の変化など緊急性が高い場合は、自己判断せず早急に医療機関へご相談ください。