1か月以上前からの「口が乾く」原因は?何科を受診するべき?

目次
1か月以上前からの「口が乾く」…原因は?
寄せられた質問から多く疑われた原因には、以下のような疾患などがありました。
疑われる疾患など
- シェーグレン症候群
- 口臭
- うつ病
- 糖尿病
など
また、「口が乾く」に加えて、約2割の方が「喉が乾く」と感じていて、さらに1割以上の方が「喉に違和感がある」「不安が強い」といった症状を訴えていました。
受診は必要?
医師の回答のうち、約9割で「最寄りの医療機関での受診」が推奨されました。
受診を推奨される診療科として多くあがったのは、以下の診療科でした。
推奨される診療科
- 耳鼻いんこう科
- 内科
- 心療内科
- 精神科
など
以下からは、実際にあった質問と医師からの回答を紹介します。
口と喉が異常に乾く
最寄りの診療所・クリニックで内分泌内科または糖尿病内科の受診を推奨します。
糖尿病の可能性は否定できません。糖尿病なら尿・血液検査で簡単にわかりますので、内分泌内科を受診してください。尿崩症という病気もあります。
ドライアイとドライマウスに悩んでいる
2年ぐらい前から後鼻漏(こうびろう)と診断され、それと同時にドライアイとドライマウスに悩まされてます。
目は眼科で目薬、歯科では唾液腺のマッサージなど教えてもらいましたが、症状がひどくなるいっぽうなのでどこか総合的に見てもらったほうがいいのか悩んでいます。
ちなみに耳鼻科は3軒ほどまわりましたが治っていません。
最寄りの診療所・クリニックで内科の受診を推奨します。
これらの症状から推測できる疾患としては、シェーグレン症候群というものがあります。
シェーグレン症候群とは、中年女性に好発する涙腺と唾液腺を標的とする臓器特異的自己免疫疾患ですが、特殊な疾患に合併して起きる二次性シェーグレン症候群と、これらの合併のない 原発性 シェーグレン症候群に分類されます。
これらの診断を行うには、血液検査や口唇小唾液腺または涙腺の生検、ガムテスト、サクソンテスト、抗SS‐A抗体か抗SS‐B抗体が陽性であるなどが必要となります。これらは比較的簡単な検査でわかります。
受診すべき科としては、リウマチ膠原病科、内科などとなります。後鼻漏については、耳鼻咽喉科で専門の先生を探すか、大きな病院などの耳鼻咽喉科を受診してみてはいかがでしょうか。
舌苔(ぜったい)が多く、口臭に悩んでいる
昔から口臭で悩んでいます。よく口臭の原因は舌苔と言われていますが、確かに舌苔も多いです。また朝に舌苔を除去しても少ししたら口から嫌な臭いがし、鏡をみると白っぽい舌苔がびっしりあります。
緊張しやすい体質もあるのか、口も乾燥しやすく頻繁に飲み物を飲みますが、飲んだ後も口が乾く感覚があります。
もはや口内だけの問題ではなく、胃腸も悪いのかなとは思います。脂質も高く、ゲップも異常にでます。
もしよろしければ先生にアドバイスをいただき、医療機関に受診しようと思いますので、よろしくお願い致します。
最寄りの診療所・クリニックで歯科口腔外科または消化器内科、耳鼻いんこう科の受診を推奨します。
口臭などの症状にお困りですね。以前からの症状のようですが、舌苔が多いのは原因になるかもしれませんね。背景には、歯周病などもあるかも知れませんので、最初に口腔衛生管理がきちんとできているかを、歯科や口腔外科で診ていただきましょう。
それと、同時にゲップも出やすいなどの症状は、逆流性食道炎などの症状の可能性もあるように思えますから、消化器内科クリニックなどで、診察をお願いしてもよいと思います。
気がかりは、まだ25歳のご年齢ですが、口の渇きのことですね。女性に多い病気ですが、唾液の分泌が悪くなるシェーグレン症候群などの自己免疫疾患もあるので、歯科で診ていただいて、目立つ歯周病などが無いなら、耳鼻咽喉科で診て頂くのもよいかと思います。
また最近の大学病院の口腔外科には、口臭外来を設けているところもあるので、そうした所で診ていただくのもよいかも知れませんね。
最寄りの診療所・クリニックで内科の受診を推奨します。
口臭は唾液の量と反比例します。唾液が減るのは、緊張時です。それ以外では、シェーグレン症候群も考えられます。一度、内科受診をされることをおすすめします。
不安感が強く、全身に症状がある
とにかく頭の中がごちゃごちゃしていて頭の中をリセットしたい感じです。出勤前は必ず動悸があります。
呼吸が苦しく、肩の凝りや口の乾きが気になります。周りに変な気を使わせないようになのか自然と元気な振りをしてしまいます。
スーパーなどにひとりで買い物に行けません。 パニック発作やお腹痛くなったり体調悪くなったらどうしようと言う不安からひとりで散歩にも行けません。
最寄りの診療所・クリニックまたは病院で精神科の受診を推奨します。
症状の経過を詳しく伺わなければ確かなことは申し上げられませんが、うつ病ではないかと感じます。うつ病であるならば、治すために最も大切なことは休養なので、一時仕事を休んだ方がよいでしょう。
うつ病は生活エネルギーが枯渇しているため、できるだけゴロゴロとした生活を送り、エネルギーを貯める必要があります。
治すために何かしなきゃとか、気晴らしのためになどと無理して活動するのは逆効果です。どうぞ、お大事になさってください。
最寄りの診療所・クリニックまたは病院で心療内科または精神科の受診を推奨します。
不安障害、適応障害などから抑うつ状態に至っている可能性が考えられます。
薬物療法や精神療法、認知行動療法などを組み合わせて治療を行うと効果的です。
精神科や心療内科に受診してご相談いただければと存じます。
口内と舌が乾く
歯磨きをしても口臭が気になります(歯磨き粉使用しています)。
口臭対策で舌磨きをしてみたりもするのですが、4回くらいしか擦っていないのに、その後は舌が乾きやすくなります。あと飲み物を飲んでも口と舌が乾くのは何故ですか?ペットボトルのお茶が多いです。
最寄りの診療所・クリニックで歯科または歯科口腔外科の受診を推奨します。
口臭でご心配のことと思います。歯周病が原因のこともありますし、口が乾くとのことですので、唾液の量が減って口臭がでることもあります。
歯科や歯科口腔外科が専門ですので、相談してください。
目と口を含めた全身の乾燥が続いている
15年くらいドライアイに悩んでいます。最近、口渇、全身の乾燥、運動後の蕁麻疹、月経過多、疲労、浮腫、肥満があることから、シェーグレン症候群又は糖尿病を疑っています。
しかし血糖とグリコヘモグロビンは基準内であり、ドライアイがとにかくきついことから、シェーグレン症候群の検査を受けてみたいと思っています。
ドライアイがとにかくきつく、1週間経たずに目薬を使いきってしまいます。あらゆる目薬や涙点プラグも効果がありませんでした。
どちらの医療機関にかかったらよいでしょうか?
最寄りの病院で内科の受診を推奨します。
シェーグレン症候群は涙や唾液を作りだしている涙腺、唾液腺などの外分泌腺に慢性的に炎症が生じ、涙や唾液の分泌が低下、乾燥症状を呈する自己免疫性疾患です。
シェーグレン症候群の症状には、ドライアイやドライマウスをはじめとする乾燥症状です。ドライアイの症状として、目がごろごろする、目が疲れやすい、まぶしく感じるなどがあり、ひどくなると角膜に傷がついて乾燥性角結膜炎や、表層性角膜びらんなどがおこります。
ドライマウスの症状は、口が乾く、クラッカーやパンなどの「ぱさぱさしたもの」が食べにくい、食事中に水分を多くとる、長く話すと声がかれる、などがあります。
シェーグレン症候群は慢性に経過する疾患なので、日常生活に注意することが重要です。
乾燥性角結膜炎の早期発見や虫歯の予防のために、定期的に眼科や歯科を受診しましょう。普段からパソコンなどのOA機器の使用で眼を酷使することや、直射日光、エアコン、低湿度、煙・埃の多い環境を避けるようにしましょう。
虫歯や歯周病の予防のため、砂糖を含む食事をできるだけ減らし、乾燥食品、香辛料、アルコール飲料の摂取は控え、食事の温度を工夫しましょう。
症状も強いため、大学病院もしくは総合病院の膠原病科の専門医がいるところがいいでしょう。
最寄りの病院で内科の受診を推奨します。
ドライアイでシェーグレン症候群をご心配ということでしたら、総合病院の膠原病内科を受診なさってはいかがでしょうか?
ちなみに、総合病院のご受診にあたっては紹介状が無いと診察料が上乗せされますので、必要ならお近くの眼科のクリニックで紹介状を書いてもらってもいいと思います。
頻尿、喉の渇き、体重増加、怠さが続いている
ここ数ヶ月、頻尿や喉の渇き、急な体重増加、怠さに悩まされています。食事の量は普通です。
心療内科にはうつ病のため長年通院していますが、1年程前の検査では問題ありませんでしたし、頻尿などの症状はありませんでした。
また薬を飲んでいても普通に生活できていましたが、最近は酷くなっています。月経前も気分の浮き沈みが激しいです。
心療内科の先生からはもしかしたら血糖値が高いかもと言われました。どの科の病院で検査したらいいのか、わかりません。
最寄りの診療所・クリニックで糖尿病内科の受診を推奨します。
記載いただいた内容を見る限り、確かに糖尿病の疑いがあります。一度、糖尿病内科を受診してみることをおすすめします。
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※本記事は、病院なび医療相談サービス「医療Q&Aなび」に一般の皆様から寄せられた健康・医療に関する相談に、医師が回答した内容を元に構成しています。回答内容は相談者からインターネット経由で寄せられた内容のみに基づき医師が回答した一事例です。通常の診察で行われるような、相談者の感じている症状・状態の詳細の聞き取りや観察などのコミュニケーションに基づく正式な診断ではなく、あくまで「一般的な医学的情報」を提供しています。症状の現れ方・原因・経過には個人差があり、記事内容がすべての方に当てはまるとは限りません。気になる症状がある場合、突然の悪化・呼吸困難・意識の変化など緊急性が高い場合は、自己判断せず早急に医療機関へご相談ください。

異常に喉が渇き、よく水を飲むのでトイレが近いです。1時間ごとにトイレに行きたくなります。