昨日今日からの「膝が痛い」原因は?何科を受診するべき?

目次
昨日今日からの「膝が痛い」…原因は?
寄せられた質問から多く疑われた原因には、以下のような疾患などがありました。
疑われる疾患など
- 疼痛
- 膝関節痛
- 半月板損傷
- 関節炎
- 膝内障
など
また、「膝が痛い」に加えて、約2割の方が「膝の関節が痛い」と感じていて、さらに1割以上の方が「膝が腫れる」といった症状を訴えていました。
受診は必要?
医師の回答のうち、約8割で「最寄りの医療機関での受診」が推奨されました。
受診を推奨される診療科として多くあがったのは、以下の診療科でした。
推奨される診療科
- 整形外科
- 皮膚科
- 外科
- 救急科
- 内科
など
以下からは、実際にあった質問と医師からの回答を紹介します。
膝を伸ばしたり曲げたりすると内側が痛い
最寄りの診療所・クリニックで整形外科の受診を推奨します。
膝は内側から後側にかけて疼痛を発生しやすいです。最も可能性があるのは内側半月板損傷かと思われます。まずは整形外科を受診してレントゲン撮影をしてもらうことをおすすめします。投薬やヒアルロン酸注射が効果的で、改善がみられない場合はMRIにて確定診断をします。
最寄りの診療所・クリニックで整形外科の受診を推奨します。
膝の内側には靭帯や半月板、鵞足筋腱などがあり、痛みの原因になります。痛みが続くようなら整形外科への受診をおすすめします。
自宅で安静を推奨します。
無理な運動や長時間走ったりしたのであれば、捻挫でしょう。しばらく安静にしてください。半月板損傷であれば、もっと痛みが強いはずです。
特に運動などをしていないにもかかわらず、痛みが出てきたのであれば、新たな異常の可能性があるため、整形外科を受診してください。
アスファルトの上で転び、傷の中心に白っぽい組織が見えてる
昨日アスファルトの上で転んでしまい、顔面、左の掌、下腹部、右膝を強打し、打撲と擦り傷ができました。右膝の擦り傷は直径4センチほどの円状で、出血はそれほどしませんでしたが、真っ赤に皮膚がずれ、傷の中心に白っぽい組織が見えています。
病院には行かず市販の大きめのハイドロパッチで覆いましたが、分泌液が多く溢れて滴ってきます。現在まで、2枚貼り替えて3枚目を貼っています。分泌液は、黄色っぽく粘りがあり、皮膚の上で固まります。
病院に行くべきでしょうか?また、ハイドロパッチが傷に対して大きすぎるため、サイズを変えた方がよいのでしょうか?
最寄りの診療所・クリニックで形成外科または皮膚科の受診を推奨します。
基本的な処置に関しては全く問題がなく、創傷被覆材(ハイドロパッチ)の使い方も間違いありません。ただ、滲出液が多くて頻繁に張替えが必要な状態であれば、しばらくの間は難航処置にして、滲出液が少し減ったから、再度創傷被覆材を張ってもよいと思います。
浸出液の性状で判断することは難しいかもしれませんが、傷の周囲の発赤、熱感、疼痛などがあれば感染を合併している可能性があるため、早めの受診をおすすめします。
最寄りの診療所・クリニックで形成外科または整形外科、皮膚科の受診を推奨します。
傷の中心が白っぽかったということですので、傷はやや深めの印象です。さらに滲出液も多いようですので、その可能性はかなり高そうで、治療に少し時間がかかりそうです。
ハイドロパッチを使うこと自体は悪くないですが、滲出液が多いと頻繁な交換が必要となって費用がかかるため、現状ではガーゼで滲出液を吸収させてもいいでしょう。
ただ中心部が壊死となった場合、そちらの部分の評価、壊死組織の除去も必要になることが多いため、現時点で形成外科や整形外科、皮膚科などの傷をきちんとみてくれる診療科を受診しておいた方が安心できるでしょう。ハイドロパッチの大きさは、傷よりも1~2センチ大きい方がいいです。
左膝が腫れてぷにぷにして痛い
今朝起きたら左膝を曲げたり伸ばしたりすると痛く、熱を持っていました。アルバイト後、左膝が腫れていることに気づき、触ってみると少しぷにぷにしたような感覚があります。今は座っていたも痛みます。
心当たりとしては、10日程前に転倒し、左ひざをコンクリートで打ち擦りむいたことです。転倒してから2日ぐらいは擦り傷の痛みはありましたが、それ以降は左膝に痛みを感じずダンスも毎日していました。ダンス中に右足を軽く捻挫して、1週間ほど右足を庇いながら生活していました。
あと、1週間ほど毎日ダンスをしており足を多く使っているのも原因なのかなと思っています。転倒してから10日ほど経っているのですが、このようなことになるのでしょうか?連休中ですが、どのような対処をすればよいのか教えていただけたらと思います。
最寄りの診療所・クリニックで整形外科または救急科の受診を推奨します。
膝の腫れの原因として
1.皮下血種による腫れ
2.擦過傷からの腫れ(蜂窩織炎の合併)
3.ダンスで足を沢山使ったこと、右足の捻挫を庇う歩き方を続けていたことで、関節内が炎症を起こして関節水腫となった
が考えられます。【1】は痛みの原因となります。【2】は感染で熱を持っている状態につながります。【3】は可動域制限による痛みと思われます。
転倒して1週間以上経っているにもかかわらず、様々な原因が重なり、徐々に悪化してしまったのでしょう。
全身の発熱、痛みがどんどん増してきたら、迷わず救急外来を受診してください。医師会のホームページ等で休日でも対応可能な医療機関を検索し休日当番医を受診するか、市販の外用薬や痛み止め、熱を持った腫れにはアイシングで連休を乗り切り、整形外科へ受診することをおすすめします。
最寄りの病院で整形外科の受診を推奨します。
擦り傷があったとのことで、細菌が入って化膿しているということも考えられますし、使い過ぎによる関節炎の可能性もあると思います。とりあえず安静にして、休日明けに整形外科受診をおすすめします。また、痛みが強ければ休日診療を行っている医療機関への受診をおすすめします。
膝を曲げ伸ばしすると左膝蓋骨内側上部に鈍痛がある
昨日の夕方、膝を勢いよく伸ばした際に少し違和感があったのですが、それ以降は何もなく過ごしていました。しかし、深夜に左膝蓋骨(膝の皿)内側上部に痛みが出てきました。空中で曲げ伸ばししてもたいして痛くないのですが、しゃがんだりして膝に力を入れると鈍い痛みがあります。
膝蓋骨を触ると、左の方がやや緩くなっていますが、これが痛みの前からなのか後からなのかわかりません。押しても痛くなく問題なく歩けます。
これとは関係ないかもしれないですが、部活で左腰に痛みがあり骨院に通っています。どうすればよいのでしょうか?
最寄りの診療所・クリニックで整形外科の受診を推奨します。
一度整形外科でご相談されてみてはいかがでしょうか?半月板損傷、内側側副靭帯損傷、MPFL損傷の可能性があります。膝蓋骨の脱臼の程度はいかがでしょうか?
検査はレントゲン、CT、MRI、エコー等があります。経済的な問題もありますので、主治医とよくご相談して決定してください。早く回復されることを祈っております。
最寄りの病院で整形外科の受診を推奨します。
お伝えいただいてご相談内容からは、半月板損傷の可能性が考えられます。MRI検査のできる整形外科を受診してください。お大事になさってください。
自宅で安静を推奨します。
きっかけや部位から、大きな損傷は考えにくいように思います。しばらくは安静を心がけて、冷湿布などで様子をみていいと思います。痛みが強くなったりするようであれば、整形外科を受診してください。
左膝下を伸ばすと痛いです
運動中に体重をかえて膝を伸ばし過ぎてしまい、それから膝を伸ばすと痛みが出るようになりました。
膝を伸ばして痛みが出ると、脚の力が抜けます。膝の皿の下が少し腫れてきて、膝下が伸ばし切れないほど痛みます。
自分で調べてみたら、膝蓋腱を痛めた可能性があることがわかったのですが、どうすればよいでしょうか?
最寄りの診療所・クリニックでリハビリテーション科または整形外科の受診を推奨します。
ご教示いただいた症状などを分析したところ、仰る通り膝蓋靭帯の炎症が悪化したものと思われます。「整形外科」スポーツ整形外科クリニックなどで専門的な視点での精査が必須と思われます。
専門診療科での精査を先送りにしたり、経過観察をしてしまったりすると、徐々に状況が悪化していくことが想定されます。原因がはっきりしていないので不安もましてしまうと思うので、悪化して大変なことになる前に、なるべく早く受診していただいた方がよさそうです。
最寄りの病院で整形外科の受診を推奨します。
膝蓋腱に負担がかかったと思いますが、どの程度の損傷かは、実際診察や検査などをしないとなんとも言えないと思います。したがって、整形外科を受診して、診察や検査を受けてはいかがでしょうか。お大事にされてください。
平常通り(様子をみる)を推奨します。
できるだけ早く整形外科の先生の受診をおすすめいたします。膝の靭帯等の損傷、半月板等の炎症が起きている可能性があります。診断に際して、レントゲン撮影、MRI撮影が必要になることもあります。これらの検査ができる医療機関の受診をおすすめいたします。どうぞお大事になさってください。
骨折して1年以上経過したが左膝が痛い
2年前の冬に左腓骨脛骨近位端骨折をし、手術・リハビリをして昨年2月に退院しました。退院してから随分経っているのですが、昨晩から歩くと左膝の内側が「ピキッ」とするように痛みます。特にぶつけた記憶などはありません。
現在は、モーラステープを貼っていますが、数日様子をみていいのかすぐにでも主治医の先生に診察していただいた方がいいのかわかりません。
最寄りの病院で整形外科の受診を推奨します。
一時的なもので、筋肉などに負担がかかっただけの場合や軟骨の擦り切れ、半月板の問題などさまざまな可能性が考えられます。しかし、お伝えしていただいた症状を考える限り、緊急性はないと思います。
しばらく様子をみて症状が続くようなら、整形外科を受診して、診察・検査を受けてはいかがでしょうか。お大事にされてください。
平常通り(様子をみる)を推奨します。
骨折が一度治癒し、一旦安定していたのであれば慌てる必要はないと思います。左膝の痛みは、骨折が直接の原因ではなく、半月板や軟骨の変性疾患の場合も十分考えられます。
様子をみて左膝痛が治まらないようでしたら整形外科の受診をおすすめします。
最寄りの診療所・クリニックで整形外科の受診を推奨します。
お伝えしていただいた症状を考えると、左膝痛が2年前の骨折と関係あるという印象はありませんが、他の要因で痛みが出ている可能性があります。
骨折時の状況もわかっているので、主治医の先生のところの受診をおすすめいたします。
左膝を痛め検査を受ける病院を探しています
先日、フットサルをしていて左膝の外側と膝裏を痛めました。現在も痛みますが歩くことはできます。検査を受ける病院を探していますが、どのような検査設備がある病院へ行ったらよいのでしょうか?
最寄りの病院で整形外科の受診を推奨します。
外傷後の痛みとなると、症状・経過により骨折や靭帯損傷などを念頭に置きます。まずは、レントゲン撮影が可能な整形外科の受診を検討してください。
状況でMRIなども必要な場合があります。その時点で、受診先になければ紹介していただく手段もありますが、最初からレントゲンとMRIの対応可能な整形外科を受診するのがよいと思います。
最寄りの診療所・クリニックで整形外科の受診を推奨します。
おそらく、外側側副靭帯・外側半月板・後十字靭帯のいずれかに大きな負荷がかかり「損傷」もしくは「靭帯断裂」に至っているものと思われます。MRIでの詳しい検査が必須であると考えるため、スポーツ整形外科のようなスポーツ障害に強いクリニック等を優先して受診していただいた方がいいのではないかと思います。なるべく早く受診していただいた方がよさそうです。
最寄りの診療所、クリニックで整形外科の受診を推奨します。
スポーツ整形外科は、日本スポーツ協会公認スポーツドクターの資格を持ち、半月板損傷や靭帯損傷の手術症例の多いドクターに診察してもらうのが理想です。
以下のURLより「スポーツドクター・スポーツデンティスト・スポーツ栄養士検索」のページからお住いの地域でふさわしいドクターをリサーチしてください。
https://www.japan-sports.or.jp/coach/DoctorSearch/tabid75.html
平常通り(様子をみる)を推奨します。
お話しの内容から、膝の靭帯、関節の問題が考えられると思うので、整形外科の先生の診察を受けてください。診断に際して、MRIが必要だと思うので、MRI検査が受けられる医療機関の受診をおすすめいたします。
両足のふくらはぎと膝裏が痛い
昨日の朝起きたときに、両足のふくらはぎに痛みがありました。前日に何かしたわけではなかったのですが、筋肉痛に似た痛みを感じたため、湿布を貼って様子をみることにしました。
今朝起きたとき、ベットから立ち上がろうとしたら、スムーズに歩くことができず、日中も足を庇うような歩き方しかできませんでした。先ほど何気なく左膝の裏を触ったら、右足の膝裏と比べて少し腫れている感じがしました。現在は、両足のふくらはぎと膝裏に痛みがあります。
最寄りの診療所・クリニックで整形外科の受診を推奨します。
両足のふくらはぎに同時に痛みが出たというのは、筋肉の炎症もしくは腰椎から枝分かれする神経に由来する症状ではないかと思われます。
左膝の裏の腫れは、浮腫の状態だと思われますが、ほかの要因(ガングリオンなど)もあるかもしれません。整形外科を受診し、専門的な視点での精査が必要と考えます。
様子を見ていて悪化すると大変なことになってしまうため、できるだけ早く受診していただいた方がよさそうです。
最寄りの病院で循環器内科または心臓血管外科の受診を推奨します。
閉塞性動脈硬化症や抹消動脈疾患(PAD)の可能性が考えられます。どちらの疾患の原因も動脈硬化症です。
喫煙と多量の飲酒は動脈硬化症の原因になり得ます。循環器内科もしくは心臓血管外科を受診してください。
最寄りの病院で整形外科の受診を推奨します。
こむら返り(有痛性筋痙攣)や腓腹筋の炎症、椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛などの可能性があると思います。
しばらく安静にして経過をみていいと思いますが、痛みが続くようなら整形外科の受診をおすすめします。
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※本記事は、病院なび医療相談サービス「医療Q&Aなび」に一般の皆様から寄せられた健康・医療に関する相談に、医師が回答した内容を元に構成しています。回答内容は相談者からインターネット経由で寄せられた内容のみに基づき医師が回答した一事例です。通常の診察で行われるような、相談者の感じている症状・状態の詳細の聞き取りや観察などのコミュニケーションに基づく正式な診断ではなく、あくまで「一般的な医学的情報」を提供しています。症状の現れ方・原因・経過には個人差があり、記事内容がすべての方に当てはまるとは限りません。気になる症状がある場合、突然の悪化・呼吸困難・意識の変化など緊急性が高い場合は、自己判断せず早急に医療機関へご相談ください。

歩くときなどに膝を曲げたりすると痛みがあります。歩くことはできますが、足を引きずって歩くのがやっとの状態です。膝を伸ばしたまま、曲げたままにしているときは痛くありません。
伸ばしている状態から曲げると痛み、曲げた状態から伸ばすと痛みがあります。どうしたらよいでしょうか?