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高齢者の1か月以上前からの「気が滅入る・憂鬱である」原因は?何科を受診するべき?

公開日: 2026年09月14日
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高齢者の1か月以上前からの「気が滅入る・憂鬱である」について寄せられた相談から、原因や何科を受診すべきかなど、医師の回答をご紹介します。

高齢者の1か月以上前からの「気が滅入る・憂鬱である」…原因は?

寄せられた質問から多く疑われた原因には、以下のような疾患などがありました。

疑われる疾患など

  • うつ状態/うつ病
  • アルコール依存症
  • 関節リウマチ
  • レビー小体型認知症

など

また、「気が滅入る・憂鬱である」に加えて、約4割の方が「不安が強い」、約3割の方が「寝られない・不眠」、約2割の方が「ストレスを感じる」といった症状を訴えていました。

受診は必要?

医師の回答のうち、約9割で「最寄りの医療機関での受診」が推奨されました。

受診を推奨される診療科として多くあがったのは、以下の診療科でした。

推奨される診療科

  • 精神科
  • 心療内科
  • 脳神経内科/神経内科
  • 内科

など

以下からは、実際にあった質問と医師からの回答を紹介します。

心、不安と恐怖、自信喪失

70代・女性70代・女性 のアイコン

数か月前に妹がスキルス性胃がんの診断を受け、それ以来不安が強く夜も眠れなくなった。急に怖いと感じ、私なんだか変だ、と家族に言います。

食欲もあまりなく、約10キロ痩せた。家族と一緒にいると少しずつ安心して落ち着く。日常生活の行動や家事全般は問題なくこなす。

家族との関係は悪くはないが、夫が昔から高圧的な言動がある。今までは受け止められたが、今はそれさえも怖いと感じる時がある。

最寄りの診療所・クリニックで精神科または心療内科の受診を推奨します。

精神科・神経科の回答精神科・神経科の回答 のアイコン

やはり、妹さんのスキルス胃がんを受け止めることができていないために不安抑うつ状態を生じていると考えられます。

夜眠れず、食欲が低下して体重も減少してきており、このままでは精神面だけではなく身体的に衰弱してしまう危険が高いです。

精神科か心療内科を受診して、治療を受けられることをおすすめいたします。どうぞ、お大事になさってください。

最寄りの診療所・クリニックで精神科または心療内科の受診を推奨します。

精神科・神経科の回答精神科・神経科の回答 のアイコン

可能性としては、何らかの要因(例:高齢女性は、うつ病、孤立化・将来への不安に対する疲弊、老年期精神病、身体疾患のよる疲弊や認知症の初期で生活が不自由、せん妄で混乱などが多いです)による抑うつ状態が疑われます。

まずは、診断能力の確かな精神科を受診して、正しい診断と対処方法をお尋ねください。

受診までの間、うつ状態に対して、心身の休息(例:寝る・食べる・横になるなどの体の休息に加え、不安なことは周囲・各種専門家へ相談して、解決・または見通しを知って安心する心の休息)を、十分にとるようにしてください。

妻の鬱病で気が滅入る

60代・男性60代・男性 のアイコン

8か月前に妻が診療内科で鬱病と診断されました。何とか現在は薬を服用していますが、中々改善が見られません。

病気のせいと分かりつつ、本人からは病気と向き合い治そうと努力する姿勢が妻から感じられず、私自身も妻に対してイライラ感や不満が募り、気が滅入ります。

妻には私の感情を余り悟られない様に自分の言動もを抑えなくてはなりませんので、このままでは私自身も鬱病になってしまい、共倒れになってしまうのではないかとの不安を感じて居ます。

現状の情緒不安定を改善する為には私自身も診療内科を受診すべきでしょうか?

最寄りの診療所・クリニックで精神科または心療内科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

詳細に記載されています状況から推察をさせていただきますと、奥様と同様に、あなた自身も精神的に病的な状態に落ち込んでいる可能性が強く疑われます。

うつ病あるいはうつ状態である可能性が強く疑われます。自分自身の頑張りや我慢によって改善する可能性は低く、逆に精神ストレスにより増悪する可能性が高いです。

精神科専門医によるカウンセリングならびに薬物療法を考慮し、お近くの精神科あるいは心療内科を受診されることを強くおすすめします。

家族や同居人にうつ病の方がいる場合には、家族や同居人もうつ病になる危険性が有意に高くなることが分かっています。

最寄りの診療所・クリニックで心療内科または精神科の受診を推奨します。

外科の回答外科の回答 のアイコン

睡眠障害を伴っているようなので、現在はうつ傾向にあるようです。

しばらく休養が必要かもしれませんが、一度心療内科か精神科を受診して相談されては如何でしょうか。

今後の生活のことを考えると早めの受診がよいと思います。

最寄りの診療所・クリニックで心療内科または精神科の受診を推奨します。

精神科・神経科の回答精神科・神経科の回答 のアイコン

お辛いことと存じます。気分変動の激しさと情動の不安定性が認められ、日常生活に支障を来しているようにお見受けされますので、遠慮なさらず心療内科や精神科に受診して頂ければと存じます。お大事になさってください。

食欲低下、体調不良、気力低下

70代・女性70代・女性 のアイコン

一人暮らしの義理母のことです。キリスト教を信仰しています。死に対しては本人の心の準備身の回り準備はほぼ完了しているようです。

体力食欲気力が低下していても、在宅にて周期を終えたいとの希望があり、現在の健康状態を受診する気がありません。気力がなく、投げやりな感じに見えます。緩和ケアの医療制度を受けられるのかさえ、受診してない為不明です。

在宅ケア又は医療が利用できればまず現時点での健康状態を家族が把握したいが、どうすればいいかわかりません。

最寄りの診療所・クリニックで内科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

まずは受診する必要が有ります。近くの内科を受診して、現在の健康状態を把握する事が大切です。

年齢からは、介護保険を受けられる可能性が高いですが、介護認定を受けるにしても、「主治医意見書」が必要になります。御本人達(患者・患者家族)が、自宅でのケアを希望しても、患者さん本人が自力で生活できるだけの力をお持ちなら、「介入する必要は無い」というのがオチです。

場合によっては、「投薬を受ければ改善が期待できる為、その受診努力をしない限り、介護保険申請は受け付けません」といった話にもなり得ます。早めに上記の行動をしないと、後手に回る事になります。

最寄りの診療所・クリニックで内科の受診を推奨します。

放射線科の回答放射線科の回答 のアイコン

なんらかの行政サービス、医療サービスを受けたいのであれば、一度病院を受診していただかないことには難しいと思います。

とくにサービスを受ける気もないということであれば、生前はそれはそれでいいのかもしれませんが、死亡時には不審死という扱いになってしまいます。在宅で安らかに最期を迎えたいというお気持ちはすごくよく分かりますし、何かのサービスなどは必要ないでしょう。

しかし、その状態であれば、不審死という扱いになってしまうと警察が介入するため、死後も安らかにということはできなくなってしまいます。訪問医療をやっている開業医さんの診察を受けて、よく相談してもらった方がいいと思います。

老衰か、気力体力の低下、衰弱している

80代・男性80代・男性 のアイコン

夫のことです。血液が減っているという事で入院しましたが、原因不明で改善されず2ヶ月程度経過しました。気力体力が落ち、衰弱が進んでるように感じます。

現在も入院中ですが、入院前はレビー小体型認知症の影響であまり動かないで椅子に座っている状態で食欲はまあまあの状態でしたが、現在は点滴と寝たきり状態で悪循環のように感じます。

このままではもっと気が滅入り悪化するのではと思い、他の病院へ転院を考えております。こんな状態でも受け入れ先はありますか?また、膠原病じゃないかと言われております。

最寄りの病院で血液内科または内科の受診を推奨します。

外科の回答外科の回答 のアイコン

この情報だけでは断定できませんが、確かに膠原病が原因の可能性は否定できません。しかし、この場合は検査で判断可能なので、他の原因精査を含めて2ヶ月は長すぎます。血液内科の診察が必要です。

他の病院へ転院については可能です。まずは現在の担当医(病院のソーシャルワーカーを交えて)に相談することをおすすめします。そして、心配事や疑問点について納得がいく説明をしてもらい、そのうえで更に精査、必要に応じて他科・他院への紹介・転院を考えてもらいましょう。

その際大事なことは紹介状を書いてもらうことです。そうすることで、経過、検査結果、診断内容、治療内容が伝わり紹介先も助かります。

最寄りの病院で内科の受診を推奨します。

皮膚科の回答皮膚科の回答 のアイコン

膠原病に関しては、明らかな自己抗体などなければなかなか診断はつかないかもしれません。

転院となると療養型の施設になると思います。主治医に相談されることをおすすめします。

最寄りの診療所・クリニックでリハビリテーション科の受診を推奨します。

眼科の回答眼科の回答 のアイコン

ご質問内容拝見いたしました。お話しの内容から、認知症のリハビリができる医療機関の受診をおすすめいたします。

リハビリは認知症の進行防止に有効です。お大事になされてください。

気持ちが滅入り、落ち着かない

60代・男性60代・男性 のアイコン

気分が優れないのが、1か月ほど続いています。動悸、耳鳴り、血圧が上昇、不眠、のぼせてるような感じで身体がふわふわしている。

頭がスッキリせず、食欲が落ちて、体重も2キロくらい落ちてます。眠剤マイスリーで寝ても早く目が覚めてしまいます。大体3から4時間程度の睡眠時間です。

最寄りの診療所・クリニックまたは病院で精神科または心療内科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

精神的に病的な状態に落ち込んでいることにあると思われます。考えられる病名は、不安神経症、うつ病あるいはうつ状態である可能性が強く疑われます。

これに対して、自分自身の頑張りや我慢によって改善する可能性は低く、むしろ逆に精神ストレスにより増悪する可能性が高いと思われますので、改善のためには病院受診が唯一の方法だと思われます。

そのため、お近くの精神科あるいは心療内科を受診されることを強くおすすめします。

最寄りの診療所・クリニックで心療内科または精神科の受診を推奨します。

皮膚科の回答皮膚科の回答 のアイコン

お仕事などによるストレスで適応障害を起こして、うつ状態になっていると思います。やはり心療内科か精神科を受診することをおすすめします。

気分を改善するお薬をもらったり、お話を聴いてもらうのがよいでしょう。あまりにもつらければ、お仕事を少しお休みした方がよいように思います。

最寄りの診療所・クリニックまたは病院で心療内科または精神科の受診を推奨します。

眼科の回答眼科の回答 のアイコン

今の病状は誰にも他人に迷惑をかけておらず、生活の中で大きな問題にはなっていないご様子ですが、何らかのメンタルに関係する疾患の初期症状かもしれません。心療内科・精神神経科・メンタルクリニックなどへの受診がよいかと思います。

メンタルケアというと昔は暗いイメージでしたが、今では明るく清潔感のあるクリニックが多く、誰もが利用できる施設になっております。

最初はだれでも緊張すると思いますが変に気負わないで、ちょっと話を聞いてもらおうという感じで受診してみてください。

カウンセリングだけでも今より気分が楽になり考え方も変わる可能性があり、特に投薬が無くても改善される可能性があります。

睡眠障害、気分が落ち込む

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不安なことやしんどいことがあり眠れない。気分が落ち込み、やる気が起こらない。仕事にはストレスを感じていない。

初診ということで断られたりするので、受診できるのがまだまだ先になると思うと、不安が膨らんでしまう。

最寄りの診療所・クリニックまたは病院で精神科または心療内科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

記載されています症状や状況から推察をさせていただきますと、これらの原因は精神的に病的な状態に落ち込んでいることにある可能性が極めて高いと思われます。

うつ状態に伴う睡眠障害である可能性が極めて高いと思われます。改善のためには病院受診が唯一の方法だと思われます。

お近くの精神科あるいは心療内科を受診されることを強くおすすめします。

最寄りの診療所・クリニックまたは病院で精神科または心療内科の受診を推奨します。

精神科・神経科の回答精神科・神経科の回答 のアイコン

可能性としては、何らかの要因によって、不安・焦燥・不眠を主訴とする抑うつ状態が疑われます。

まずは、診断能力の確かな精神科を受診して、正しい診断と対処方法をお尋ねください。身体不調を伴う場合は、身体疾患による抑うつ状態の除外目的で、先に、一般内科等を受診してください。

なお、日常生活・職場ストレス・先行き不安等が誘因の場合、医学的治療のみで改善は期待できせんので、産業医・人事・転職業者・家族・福祉関係者・各種専門家(司法・産業心理士等多数)等と共に、生活・就労環境の調整が必要です。

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※本記事は、病院なび医療相談サービス「医療Q&Aなび」に一般の皆様から寄せられた健康・医療に関する相談に、医師が回答した内容を元に構成しています。回答内容は相談者からインターネット経由で寄せられた内容のみに基づき医師が回答した一事例です。通常の診察で行われるような、相談者の感じている症状・状態の詳細の聞き取りや観察などのコミュニケーションに基づく正式な診断ではなく、あくまで「一般的な医学的情報」を提供しています。症状の現れ方・原因・経過には個人差があり、記事内容がすべての方に当てはまるとは限りません。気になる症状がある場合、突然の悪化・呼吸困難・意識の変化など緊急性が高い場合は、自己判断せず早急に医療機関へご相談ください。