病院・薬局検索の病院なび

1か月以上前からの「痰が出る・からむ」原因は?何科を受診するべき?

公開日: 2026年06月18日
アイキャッチ画像
1か月以上前からの「痰が出る・からむ」について寄せられた相談から、原因や何科を受診すべきかなど、医師の回答をご紹介します。

1か月以上前からの「痰が出る・からむ」…原因は?

寄せられた質問から多く疑われた原因には、以下のような疾患などがありました。

疑われる疾患など

  • 気管支炎
  • 咳喘息
  • 不安障害
  • うつ病/うつ状態

など

また、「痰が出る・からむ」に加えて、約5割の方が「咳が出る」と感じていて、さらに1割以上の方が「喉に違和感がある」「呼吸が苦しい」といった症状を訴えていました。

受診は必要?

医師の回答のうち、約9割で「最寄りの医療機関での受診」が推奨されました。

受診を推奨される診療科として多くあがったのは、以下の診療科でした。

推奨される診療科

  • 呼吸器内科
  • 耳鼻いんこう科
  • 内科
  • 心療内科
  • 精神科

など

以下からは、実際にあった質問と医師からの回答を紹介します。

喉に痰が張りついているような違和感があります

30代・女性30代・女性 のアイコン

何年も前からずっと、喉に痰が張りついているような違和感が常にあります。お風呂に入ると痰が増え何度も痰を出す事もあります。

横になって寝るときが一番違和感があり、咳や咳払いをしてもなくならず、唾を飲み込むと引っかかる感じもあり寝つけなくなるほどです。

以前、耳鼻いんこう科を受診したとき逆流性食道炎と言われましたが、胃酸が逆流していると感じた事はなく薬を飲んでも改善しませんでした。どうしたらよいのでしょうか。

最寄りの病院で呼吸器内科または耳鼻いんこう科、気管食道科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

薬を飲んでも改善しなかったことから、逆流性食道炎の可能性は低いと思います。耳鼻科で喉頭ファイバーをしてもらっていなければ試してみてはいかがでしょうか。

痰が多くなるときがあるので声門より下の下気道に関して呼吸器内科へ相談されるとなにか糸口が見つかるのではないかと推察いたします。

最寄りの病院で呼吸器内科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

咳をしたときに喉のほうから出てくる粘液状の分泌物(喀痰:かくたん)が多くなる原因について、呼吸器内科で詳しい検査を受けられた方がいいと思います。

検査を受けるのは、気管支拡張症や気管支の器質的病変のチェックのためです。

最寄りの診療所・クリニックで耳鼻いんこう科の受診を推奨します。

呼吸器外科の回答呼吸器外科の回答 のアイコン

お伝えいただいた症状から判断すると、異物感は耳鼻いんこう科の咽頭ファイバーでは発見できない小さな病変が原因なのかもしれません。

もう一度他の耳鼻いんこう科へセカンドオピニオンとして受診なされてはいかがでしょうか?

咳と痰が治りません

40代・女性40代・女性 のアイコン

1ヶ月位前より風邪のような症状(咳と痰)が出始めました。約1週間後に通院をし風邪と診断を受け、処方された咳と痰の薬と抗生剤を服用し続けていますが全然治りません。

咳の状態が特にひどく、一日中咳き込んでいて、夜も眠れなく本当に辛いです。同じ病院を受診し症状を説明したのですが、同じ薬を処方されました。聴診器で音を聞かれた他は特に検査をしていません。

そこでご相談なのですが、このままこの薬を飲み続けていいのでしょうか?それとも、別の病院に行った方がいいのでしょうか?

熱が無いので仕事にも行っていますが、職場も子どもに接する仕事をしていますので、本当に早く治りたいです。どうしたらよいでしょうか。

最寄りの診療所・クリニックで呼吸器内科の受診を推奨します。

耳鼻いんこう科の回答耳鼻いんこう科の回答 のアイコン

咳のガイドラインでは、3週間程度までは急性期、3週間~8週間は遷延期(せんえんき)、8週間を越えると慢性期になります。

8週間までは、いまの治療で経過をみてはいかがでしょうか。

最寄り診療所・クリニックで呼吸器内科の受診を推奨します。

耳鼻いんこう科の回答耳鼻いんこう科の回答 のアイコン

ご記載いただいている症状からは、気管支炎や副鼻腔炎を疑います。経過も長いので、改善がみられなければ、病院を変えてもよいと思います。呼吸器内科で診察を受けてみてはいかがでしょうか。

慢性的な「咳、喉の痒み、痰」で悩んでいます

30代・男性30代・男性 のアイコン

慢性的な「咳、喉の痒み、痰」で悩んでいます。

飲み会でアイコス(タバコ)の副流煙を吸った次の日に顕著にみられます。翌日に熱が38℃くらい上がることもあり、熱が下がっても咳、痰、喉の痛みは2週間は継続し、症状が回復するまで時間がかかります。

早朝に濃い緑色の固形に近い痰が出ます。何の検査を受ければよいのか、さらにどの病院で検査が受けられるのかが知りたいです。

最寄り診療所・クリニックで呼吸器内科または内科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

慢性気管支炎や咳喘息を疑います。アレルギーのお薬も内服しておられ、効果はあるとは思いますが、もう少し薬を追加してもらったほうがよさそうです。呼吸器内科をおすすめします。

最寄り診療所・クリニックで呼吸器内科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

お伝えいただいた内容から判断すると、咳喘息の可能性が高いです。呼吸器内科での治療をおすすめします。

副流煙はマスクを装着して避ける必要があります。近くで評判のよい病院を探してみてください。

咳と痰がなかなか改善しません

60代・女性60代・女性 のアイコン

数年前から副鼻腔炎や肺炎などになり、近所の耳鼻科に通っていましたが、咳と痰がなかなか治まりません。

朝と夕方に発作のように止まらなくなるので、昨年夏、総合病院で検査をしたら、びまん性汎細気管支炎と診断されました。

それ以降、抗生物質を服用していますが咳と痰の症状はなかなか改善しないので、セカンド・オピニオンも視野に検討しています。アドバイスお願いいたします。

平常通り(様子をみる)を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

びまん性汎細気管支炎であれば長期的にクラリスなどの抗生剤を服用する必要があり、症状の改善にも時間がかかることが多いです。

診断が合っていればの話になりますので、診断が異なる場合は改善しない可能性はあります。

セカンドオピニオンを申し出てもよいのではないでしょうか。

最寄り診療所・クリニックで呼吸器内科または内科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

COPD(慢性閉塞性肺疾患)の可能性もあり、呼吸器内科受診されることをおすすめします。

クリニックをまず受診して必要に応じて病院へ紹介していただくのがよいと考えます。受診時にはマスク等の使用をおすすめします。

最寄り病院で呼吸器内科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

びまん性汎細気管支炎でクラリスロマイシンがあまり効果がなければ、他の薬剤への変更も必要かもしれません。

呼吸器内科専門医へのセカンドオピニオンを求められたほうがいいと思います。

乾いた咳と痰がからんだ咳が続いています

50代・女性50代・女性 のアイコン

先月、37.8度の発熱で内科を受診し、インフルエンザは陰性でしたが、翌日から喉の痛みと咳が出始めました。薬を服用しても声枯れが続いたため数日後に耳鼻いんこう科を受診し、声帯まで炎症が広がっていると診断され治療を開始しました。その後も改善が乏しく10日後に再受診し、抗生剤や吸入薬などを追加してもらいました。今月上旬には一度症状が軽くなったのですが、薬をやめたら再び喉の違和感や声枯れ、咳が再発しています。現在は乾いた咳と痰のからむ咳の両方があり、症状が長引いているため原因や対処法に不安があります。今後も耳鼻科でよいのか内科を受診すべきか迷っており、適切な受診先を知りたいです。

最寄り診療所・クリニックで呼吸器内科または耳鼻いんこう科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

肺のレントゲン検査などは受けられましたか?すでに喉については、耳鼻科の専門医が診察済みで、しかも少々時間はかかっても経過も良くなられていましたから、治療の方向性に誤りは無かったのだと思います。ただ、完治しきる前に再び風邪でも引かれてしまったような経過から、すこし喘息気味に戻られてしまったのかも知れません。正直、こうした経過はアレルギー体質の方には珍しくないように思えますが、一度呼吸器内科で喘息について診察を受けてもよいようには思えます。ここまでの治療経過もありますから、耳鼻科クリニック診療を継続しながら、紹介状などをお願いして呼吸器内科受診をお願いしてはいかがかと思います。よく担当の医師と相談してみてください。

最寄り病院で呼吸器内科または内科の受診を推奨します。

神経内科の回答神経内科の回答 のアイコン

咳が主体で、咳を繰り返すことにより咽頭や声帯を傷つけている可能性があります。経過から、喘息の治療をしたところから一時的には改善したようです。そのため喘息の治療を強化することにより改善する可能性があります。一度呼吸器内科を受診するとよいでしょう。

喉の炎症と咳・痰が続いています

20代・女性20代・女性 のアイコン

5ヶ月前から毎月のように喉の炎症から発熱を繰り返しており、熱が下がった後も2〜3週間ほど咳や痰が続いています。

発熱時は耳鼻いんこう科や内科、咳が長引く場合はアレルギー内科を受診しています。耳鼻いんこう科では扁桃腺が大きく感染しやすい体質と説明され、アレルギー内科では咳の原因にアレルギーの関与も指摘されました。

もともと乾燥時期に喉風邪や気管支炎になりやすいものの、ここまで頻繁に続くのは初めてです。症状の頻度の高さから扁桃腺の手術も検討していますが、現在の通院先では対応できず、どの医療機関に相談すべきか悩んでいます。

また手術のメリットやデメリットについても知りたいと考えています。

最寄り診療所・クリニックで耳鼻いんこう科の受診を推奨します。

耳鼻いんこう科の回答耳鼻いんこう科の回答 のアイコン

まずは喉の痛み(炎症)を繰り返しているのは、扁桃(ここでいう扁桃はのどちんこの両脇にある口蓋扁桃(こうがいへんとう)を指します)が原因と言われましたか?

そうなると慢性扁桃炎、習慣性扁桃炎という病気と思われますが、今後も扁桃炎を繰り返して仕事や日常に支障をきたすようなら手術を検討せざるをえないかもしれません。

ただ手術の場合には入院が必要となりまた全身麻酔や手術のリスク(出血など)もゼロではありません。

まずはかかりつけの耳鼻いんこう科の先生に紹介状を書いてもらって手術可能な総合病院や大学病院を紹介をしてもらいましょう。

紹介された病院の耳鼻いんこう科で担当医に色々聞くのがよいと思います。

最寄り診療所・クリニックで耳鼻いんこう科の受診を推奨します。

耳鼻いんこう科の回答耳鼻いんこう科の回答 のアイコン

現在かかられている先生に相談して、手術ができる病院を紹介していただいてはいかがでしょうか。

咳(たまに痰がからむ)がとまりません

40代・男性40代・男性 のアイコン

先月から咳がとまらず、たまに痰をからむような咳が出ます。

これまでも風邪で何度か咳が出ることはあったのですが、2週間くらいで止まっていました。今回は1か月近くも続いているので不安になり、相談しました。

咳は不周期的で出るときは出るし、おさまるときは2~3時間くらい出ない時があります。熱はなく、食欲もある状況です。

大きな病気の兆候かどうか分からないところがあるのでご意見いただけたらと思います。

最寄り病院で呼吸器内科の受診を推奨します。

呼吸器内科の回答呼吸器内科の回答 のアイコン

お伝えいただいた症状から判断すると、咳喘息の可能性があります。呼吸器専門の医療機関を受診することをおすすめします。

喘息であれば吸入ステロイドで軽快しますし、もし放置すれば重篤な喘息発作につながる可能性もあります。

最寄り診療所・クリニックで呼吸器内科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

現時点では上気道炎後に気道過敏を起こしていることによる感染後咳嗽を疑います。

他にはマイコプラズマや百日咳など咳の強い呼吸器感染症の可能性と、喘息または咳喘息やアトピー咳嗽などの慢性咳嗽の可能性があります。

咳はとても専門性の高い分野で内科のなかでも呼吸器内科専門医の資格をもった医師を受診をおすすめします。

適切な診断と内服薬の処方、場合によっては吸入薬を使用することで症状の改善が期待できると思います。

最寄り病院で呼吸器内科の受診を推奨します。

呼吸器外科の回答呼吸器外科の回答 のアイコン

一般的な民間療法での咳止めは、喉を温めるなどがありますが、咳の原因によってはまったく効果が出ないケースもみられます。

市販薬の咳止めは、一般的にあまり効果はないでしょう。結論としては、呼吸器内科を受診して咳止めを処方してもらったほうが早くよくなると思います。

喉の異物感、唾液の増加、痰のからみが続いています

20代・男性20代・男性 のアイコン

10か月ほど前から唾液腺やリンパ腺の腫れに伴い、飲み込みづらさや喉の異物感、息苦しさなどの症状が続いています。腫れには波があり、特に飲み物の後に悪化することがあり、唾液の増加や痰のからみもみられます。

これまで消化器内科や心療内科、耳鼻科を受診しましたが明確な原因は特定されず、逆流性食道炎やストレスの可能性も否定的でした。

検査では唾石や明らかな異常は見つかっておらず、現在は大きな病院で詳しい検査を受ける予定です。

過去に喉の乾燥感や後鼻漏、顎関節症もあり、症状が長期化しているため不安です。病名や原因、対処法について教えていただきたいです。

最寄り診療所・クリニックで耳鼻いんこう科の受診を推奨します。

耳鼻いんこう科の回答耳鼻いんこう科の回答 のアイコン

食事に関連して唾液腺が腫れたり改善したりしているようなので、唾液腺の疾患かと思います。

そのため、耳鼻いんこう科を受診して唾液腺の検査を受けることをおすすめします。

最寄り診療所・クリニックで耳鼻いんこう科または消化器内科、内科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

もう一度耳鼻いんこう科で検査を受け、咽喉頭・食道入口部に狭窄などがなく器質的な病変が指摘されないようなら、咽喉頭神経症の可能性が考えられます。

その際はそれに適した内服薬を選択していただくといいと思います。

関連記事

※本記事は、病院なび医療相談サービス「医療Q&Aなび」に一般の皆様から寄せられた健康・医療に関する相談に、医師が回答した内容を元に構成しています。回答内容は相談者からインターネット経由で寄せられた内容のみに基づき医師が回答した一事例です。通常の診察で行われるような、相談者の感じている症状・状態の詳細の聞き取りや観察などのコミュニケーションに基づく正式な診断ではなく、あくまで「一般的な医学的情報」を提供しています。症状の現れ方・原因・経過には個人差があり、記事内容がすべての方に当てはまるとは限りません。気になる症状がある場合、突然の悪化・呼吸困難・意識の変化など緊急性が高い場合は、自己判断せず早急に医療機関へご相談ください。